『鬼滅の刃』OPの“キャラの向き”には意味がある? 隠された演出を過去シリーズまで調査

『鬼滅の刃』OPに隠された演出を調査

 『鬼滅の刃』のファンの間で話題になっている、OPにまつわる“ある法則”をご存知だろうか。それは、各編のオープニング映像に登場するタイトルロゴの後に描写されるキャラクターたちの向きに関するものだ。

 これまでのシリーズのオープニングでは、最初にタイトルロゴとともに主人公の炭治郎とその章のキーパーソンとなるキャラクターが正面を向いた構図になるのが定番となっている。しかし、その後に炭治郎とともに、キャラクターが左右どちらかの方向を向くのだ。

 例えば、「無限列車編」のオープニングでは、煉獄杏寿郎と炭治郎が左右反対方向を向くのに対し、「遊郭編」のオープニングでは、宇随天元と炭治郎が左を向くのが興味深いポイントだ。

 さらに、「刀鍛冶の里編」では、時透無一郎、炭治郎、甘露寺蜜璃がそろって左を向いている。これらの違いが何を意味しているのか。実際に作品を観た人なら、“煉獄だけが違う”ということから、その意味するところを想像できるのではないだろうか。あくまでファンの間での考察の域を出ないが、この法則を知るとOPに対する見方が一気に変わるだろう。

 最新作である「柱稽古編」のオープニングは……ぜひ実際に映像を見て、今回は“誰が登場しているのか”と“向き”を確かめてみてほしい。

「鬼滅の刃」柱スペシャル動画

 また、新しいオープニングの映像の中で注目を集めているのが、「無限列車編」のオープニングで煉獄杏寿郎が座敷の縁側を歩くシーンと似たような構図で、胡蝶しのぶが歩いているシーンだ。このシーンを見て、「煉獄としのぶが対比になっているのではないか」と、今後の展開を示唆しているのではないかと考える視聴者もいる。

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