見上愛、『ゲームの名は誘拐』で亀梨和也と恋に落ちるヒロインに 「演じがいのある役」

見上愛、『ゲームの名は誘拐』ヒロインに

 亀梨和也が主演を務める連続ドラマW 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』のヒロインを見上愛が務めることが発表された。

 2002年に刊行された東野圭吾の同名小説を連続ドラマ化する本作は、主人公の広告代理店の敏腕 プランナー・佐久間駿介が、手掛けていた大型プロジェクトから突如降板させられたことを機に、自分を引きずり下ろした大企業の副社長に一矢報いるため、その娘と共謀して狂言誘拐を企てたことから始まるミステリー。2003年に実写映画化され、2020年には本作を原案としたドラマが中国で制作された。

 脚本を手がけるのは、『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)、『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)の小峯裕之。『連続ドラマW ギバーテイカー』『連続ドラマW シャイロックの子供たち』などの鈴木浩介が監督を務める。

 WOWOWの連続ドラマへの出演は、『連続ドラマW 両刃の斧』(2022年)以来約1年半ぶり、2度目となる見上が演じるのは、亀梨演じる主人公の佐久間と共謀し、狂言誘拐を繰り広げる葛城樹理。佐久間が手掛ける大型プロジェクトのクライアントである大手自動車メーカーの副社長・葛城勝俊の娘である樹理は、葛城と愛人との間に生まれ、その後葛城家に引き取られた境遇をもつ。家庭内で虐げられる自分を世間体を気にして家に閉じ込めてきた葛城を恨み、いつかひと泡吹かせたいという思いを抱えた役どころだ。

 そんな樹理の前にある日、葛城によって進行中のプロジェクトから理不尽に降板させられた佐久間が現れる。自分と同じように葛城に恨みをもつ佐久間に樹理は、「私を誘拐して」と話を持ち掛けることに。こうして始まる“誘拐犯”佐久間と“共犯者”樹理の身代金3億円をかけた“誘拐ゲーム”。しかし佐久間の思惑に反し、完璧だったはずのゲームの歯車は徐々に狂い始める。葛城との一進一退のスリリングな駆け引きを攻略するべく協力し合ううち、互いに共犯者以上の感情が芽生えていく。

 見上からはコメントも到着した。

見上愛(葛城樹理役)コメント

オファーを受けた際の気持ち

小説や映画化などでも話題になっていた作品でしたので、お話をいただいたときは、純粋にうれしかったです。手元に台本が届き、小説を読み終わり、共演者の方々のお名前を伺い、衣装合わせを行い……と、撮影が近づくに連れて、緊張感も増していきましたが、きっとこの緊張感が生きる作品だろうなと、不思議と落ち着きもありました。

演じる葛城樹理という人物について

かなり演じがいのある役だと感じました。
自由奔放に見えたり、繊細に見えたり、ミステリアスに見えたり、策士に見えたり……と、いろいろな面がある女の子です。それを佐久間や父親との騙し合いの中で、計算して出していたり、そうでなかったりする子だったので、演じているうちに、自分でも何がうそで本当か分からなくなってきてしまい、私自身もかなり騙され振り回されました(笑)。

亀梨和也との撮影時の印象的なエピソード

小さいころからテレビで拝見していた方でしたし、初めてお会いした時はオーラに驚いてしまって、あまり自分からは話しかけられませんでした。
ですが、初日の撮影後に、「いい作品になりそうだね! 気になることとかがあれば随時遠慮なく話し合って一緒に作っていきましょう」というような言葉をかけてくださって、気を張りすぎずに撮影に臨むことができました。
そして、亀梨さんは常に気さくに話しかけてくださり、とにかく気が回る方なのですが、ちょっとお茶目なところもあって、撮影は毎日和やかな雰囲気でした。

視聴者へのメッセージ

原作などでトリックを知っている方も、まだ知らない方も、それぞれ違った楽しみ方のできる作品になったと思います。
会話劇の中で織りなされる3人の心理戦に、ぜひ騙されて振り回されてみてください!

■放送・配信情報
連続ドラマW 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』
WOWOWにて、6月9日(日)スタート 毎週日曜22:00〜放送・配信(全4話)
出演:亀梨和也、見上愛ほか
原作:東野圭吾『ゲームの名は誘拐』(光文社文庫刊)
監督:鈴木浩介
脚本:小峯裕之
音楽:羽岡佳
チーフプロデューサー:青木泰憲
プロデューサー:大原康明、清家優輝
製作:WOWOW、ファインエンターテイメント
公式サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/yukai/
公式X(旧Twitter):@yukai_wowow

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