『春になったら』奈緒&木梨憲武に聞く、“父と娘”の関係性 「初めての距離感ではない」
奈緒「ノリさんとご一緒できて本当に幸せ者」
ーー奈緒さんにお聞きします。木梨さんと近くで接してみていかがですか?
奈緒:本当の親子みたいと皆さんが言ってくださって感無量と言いますか、幸せ者だなと。親子というすごく近い関係性を演じているので、とても初めてご一緒する距離感ではないくらい楽しく、時には2人でふざけ合ったり、どっちかがふざけすぎるとどっちかが止めたり、そういうふうに撮影が進んでいます。ノリさんは、人としてもたくさんの人が「ノリさんみたいにカッコよく生きられたら」という憧れのスターだと思うんですよ。私は、お芝居はロボットやAIがやっていないからこそ、やっている人の人間性がにじみ出るものだと思っています。ノリさんがやるお父さんがすごく魅力的で、明るいシーンもその奥の奥にある気持ちをこちらが受け取りたくなってしまう瞬間が本当にたくさんドラマの中に存在しているので、皆さんに観ていただきたいと思いますし、私自身ご一緒できて本当に幸せ者だなと日々感じています。
木梨:娘の役なんだけど、奈緒ちゃん自身が全部いろんなことを考えて、今話したような思いがあって本番に行くので。台本じゃないところでもふっと見たら「ヤベ」と思うくらい娘に相当言われてますから。「ヤバい。どうしようかな」と本番の最中に面白さに出会えることもあるんですよね。
ーーその中に木梨さんのフリースタイルもあったりするんですよね?
奈緒:そうなんですよ。私自身、台本を読んでいて考えもつかなかったことが、現場で日々起こっています。今回、スタッフさんはその日にどういう撮り方をするかをライブで決めています。ドラマでカット割りをどうするかを事前に決めて、割本があって……という撮影の方法もありますが、今回は何が現場で起きても切り取ってつなげられるようにライブ感をもって撮影しているので、すごくリアリティのある瞬間を切り取っていただいていると思います。
ーー最後にお互いへのメッセージをいただいてもよろしいでしょうか。
木梨:もうずっと言っていただいているからね。どうでしょう。まだあります?
奈緒:もう一つだけというか、最初から一つだけなんですけど、私は3カ月間、何が起きてもノリさんの娘なので、どうか楽しく、毎日元気で無理をせずいてくださったら、もうそれだけで私は幸せです。
木梨:娘の役の奈緒ちゃんですが、もう娘だと思ってないです。年の離れた彼女だって、そういうつもりでやっています。
奈緒:(爆笑)
木梨:そうじゃないってみんな怒るんですけど(笑)。でも愛がね(あるので)。毎日楽しく。ドラマもそうですけど、残された時間を楽しく、そうじゃない時間も楽しくというのがテーマです。寝る瞬間まで、起きてもまた今日も楽しく、雨が降ったり寒かったりしても、そこに楽しさを見つけて、奈緒ちゃんやスタッフに教えてもらいながら、みんなで作っていきたいと思います。
■放送情報
『春になったら』
カンテレ・フジテレビ系にて、2024年1月15日(月)スタート 毎週月曜22:00〜放送
※初回15分拡大
出演:奈緒、木梨憲武、深澤辰哉、見上愛、西垣匠、影山優佳、矢柴俊博、光石研、橋本マナミ、筒井真理子、小林聡美、濱田岳
脚本:福田靖
音楽プロデューサー:福島節
監督:松本佳奈、穐山茉由
プロデューサー:岡光寛子(カンテレ)、白石裕菜(ホリプロ)
音楽プロデューサー:福島節
制作協力:ホリプロ
制作著作:カンテレ
©︎カンテレ
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