『アクアマン/失われた王国』ジェームズ・ワン監督、“前作超え海中アクション”の秘訣語る
2024年1月12日に公開される映画『アクアマン/失われた王国』の監督を務めたジェームズ・ワンのコメントが到着した。
2019年に公開され、全世界69カ国でNo.1、全世界興行収入も当時のワーナー・ブラザース映画の全作品において『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2』に次ぐ歴代2位の記録を打ち立てる11億ドル越えの大ヒットを記録した『アクアマン』。続編となる本作では、すべての海の生物を操る能力を持つアクアマンが、5億もの海の仲間を束ねる“海底アトランティス”の王として、南極の氷河に眠る“失われた王国”の邪悪な力による、すべての海、そして人間界の存亡の危機に立ち向かう。
前作に続き本作でも監督を務めるのは、『ワイルド・スピード SKY MISSION』のジェームズ・ワン。アクションに定評のあるワン監督は本作について、「作品の楽しさはそのままに、アクション映像については前作よ りも遥かに進化したものになっている」と並々ならぬ自信を告白。さらにその秘訣として、前作とは違う“俳優の生の演技を最大限活用する”という新たな撮影手法を明かした。
前作すらをも凌駕する海底アクションが最新作で描かれていると自信を語るワン監督は、「前作では水中シーンの撮影時に俳優にワイヤー装置を付けて演じてもらったが、最新作では僕らは違うアプローチを施した。俳優が撮影ブースの中に立ち、たくさんのカメラで彼らの演技を撮影して、その撮影した生の演技をデジタルの体に貼り付けるという手法を使ったんだ。そうすることで、すべての演技やビジュアルは俳優が演じたままに表現できるんだ」と、ワイヤー装置では限界のある水中の動きも、最先端のデジタル技術を駆使することでより豪快な動き、ド派手なアクションに追及できたことを告白。動きが派手になるだけでなく、デジタル技術を活かしながらもキャストの生の演技を最大限引き出すことで、迫力ある演技や細かい仕草までをそのままに堪能できるようになったという。そして「この作品では、そういったデジタル技術を駆使した映画作りに注力している。それはこれまで手掛けて きた他の作品と大きく違う要素で、僕の映画作りにおける一つの武器なんだ」と最先端のデジタル技術の活用が、“前作を遥かに超える水中アクション”という自信に繋がっていることを語った。
■公開情報
『アクアマン/失われた王国』
2024年1月12日(金)全国ロードショー
監督:ジェームズ・ワン
出演:ジェイソン・モモア、パトリック・ウィルソン、アンバー・ハード、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世、ニコール・キッドマン、ドルフ・ラングレン、ランドール・パーク
配給:ワーナー・ブラザース映画
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