竹内涼真、死刑囚役演じた『落日』での挑戦 「自分の中にある何かとリンクしていた」

セリフが体に馴染んでいた『竹内涼真の撮休』

ーー竹内さんが今後やってみたい役があれば聞かせてください。

竹内:すごく口が悪い役をやってみたいですね。

ーーなぜ口が悪い役をやりたいと思ったんですか?

竹内:普段の生活で人とコミュニケーションを取るときには、喋り方や言葉遣いに気をつけて暮らしていますが、それを一切取っ払った役をやったら面白そうだなと思いました。日常的に悪気なく話している人の役をやってみたいです。

ーーそんな竹内さんも見てみたいですね。

竹内:そういう人物が、いきなり普段のようにいられない状況の中に入れられてしまう。それにもかかわらず、つい思ったことを言ってしまうような話などは面白いかなと想像しています。

ーー竹内さんはこれまでにも『連続ドラマW 太陽は動かない ―THE ECLIPSE―』、『竹内涼真の撮休』などWOWOWの作品に御出演されていますよね。

竹内:人間の感情の深いところまで掘って、こだわって描いている作品がある一方で『竹内涼真の撮休』のようにユニークな作品も出演させていただきました。『竹内涼真の撮休』はもう3年くらい前に撮影しましたが、当時はすごく楽しかったです。なんで楽しかったんだろうと今になって考えると、脚本家のみなさんが僕をイメージして僕が言いそうなことをストーリーに馴染ませて書いてくださったので、セリフがとても言いやすかったからだと思います。普段の自分とは違ったセリフが多い台本の場合は、自分を役に寄せたり、修正したり、その都度やり方があるのですが、『竹内涼真の撮休』はセリフが体に馴染んでいました。そういう経験はなかなかないですね。自分が喋っているのがセリフだと思えないぐらいリアルで、それがすごく楽しくて。シナリオと自分が自然とリンクしてくる感じは、演じていて充実感がありました。

『竹内涼真の撮休』©️2020「竹内涼真の撮休」製作委員会

ーー今もいろんな俳優さんでシリーズが続いていますね。

竹内:いいですよね。僕ももう一回やりたいくらいですし、やっぱり面白いですよ。

ーーちなみに最近の撮休はどんなふうに過ごしていますか?

竹内:今は作品のために食生活のコントロールをしているので、休みの日はなおさら調整をしないといけません。だから撮休に羽を伸ばして何かやるというよりも、作品のためになることをしています。もう少しで今の作品の撮影が終わるので、撮休に何をしようかなと考えているところです。

ーー最後にWOWOWドラマの見どころやメッセージをお願いします。

竹内:僕にとっては本当に多くの作品に出演させていただき、様々な役に挑戦しました。『落日』をはじめ、『連続ドラマW 太陽は動かない ―THE ECLIPSE―』、『竹内涼真の撮休』などの作品もぜひご覧いただきたいですね。

――どの作品の現場でも充実感があったんじゃないでしょうか?

竹内:『竹内涼真の撮休』に続いて、今回の『落日』でご一緒させていただいた内田英治監督の作品で、新しい役に挑戦できたことは本当に嬉しかったですし、とても勉強になりました。またご一緒できるといいなと思っています。

■放送・配信情報
連続ドラマW 湊かなえ『落日』
WOWOWオンデマンドにて配信中
https://wod.wowow.co.jp/program/178944

出演:北川景子、吉岡里帆、久保史緒里(乃木坂46)、竹内涼真、黒木瞳ほか
原作:湊かなえ『落日』(ハルキ文庫)
監督:内田英治
脚本:篠﨑絵里子
音楽:小林洋平
チーフプロデューサー:青木泰憲
プロデューサー:村松亜樹、八巻薫、木曽貴美子
協力プロデューサー:遠田孝一
制作協力:MMJ
製作著作:WOWOW
公式サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/rakujitsu/

「竹内涼真の撮休」
WOWOWオンデマンドで配信中
https://wod.wowow.co.jp/program/M46751

「連続ドラマW 太陽は動かない ―THE ECLIPSE―」
WOWOWオンデマンドで配信中
https://wod.wowow.co.jp/program/113792

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