『下剋上球児』球児インタビュー第1回:伊藤あさひ “キャプテン”としての覚悟

「初めての青春!」という気持ち

――伊藤さんにとって、この『下剋上球児』はどんな作品になりそうですか?

伊藤:役者は個人のお仕事なので、お互いを認め合うことを常に意識しています。でも、この現場では全部チームで動いていて、本当の部活みたいにみんながお互いのことを思いやって、「作品をいいものにしよう」という人たちが集まっているので、僕だけじゃなくて、心に残る作品になると確信しています。僕は中学までしか野球をやっていなかったので、「初めての青春!」という気持ちで、この数カ月間を過ごしています。

――役柄と同じように、きっと役者としても成長できる現場になりますね。

伊藤:監督、プロデューサーさんからは「カメラが回っていないときにも集合をかけたり、声をかけてほしい」とご指導いただきました。今までお仕事の現場であまり人を引っ張っていくような立場になったことがなくて。戦隊モノ(『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』)のときにはレッドだったので意識としてありましたが、周りがみんな年上だったので、支えてもらいながらやっていたんです。でも、今回の現場では「みんなの心の支えにならなきゃいけないな」と思うようになりました。

――最後に、第4話から後半に向けた見どころをお願いします。

伊藤:第4話は3年生が最後の試合なので、仲間たちがすごく時間をかけて撮影した野球シーンは、すごくリアルなものになっていると思います。鈴木亮平さんや小日向(文世)さんの大人パートでも感動ですし、サスペンス要素も強くなっていくので、そこも見どころです。僕が演じる椿谷は、本当に一からスタートする役なので、一番成長を見せられるところが武器だなと思っています。後半にかけて、どう成長していくのか、どういうキャプテンになっていくのか。最後まで楽しんで観ていただけたらと思います。

■放送情報
日曜劇場『下剋上球児』
TBS系にて、毎週日曜21:00~21:54放送
出演:鈴木亮平、黒木華、井川遥、生瀬勝久、明日海りお、山下美月、きょん(コットン)、中沢元紀、兵頭功海、伊藤あさひ、小林虎之介、橘優輝、生田俊平、菅生新樹、財津優太郎、鈴木敦也、福松凜、奥野壮、絃瀬聡一、鳥谷敬、伊達さゆり、松平健、小泉孝太郎、小日向文世
原案:『下剋上球児』(カンゼン/菊地高弘著)
脚本:奥寺佐渡子
プロデュース:新井順子
演出:塚原あゆ子、山室大輔、濱野大輝
編成:佐藤美紀、黎景怡、広瀬泰斗
製作:TBSスパークル
©TBSスパークル/TBS(撮影:ENO)
©TBSスパークル/TBS :Len
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/gekokujo_kyuji_tbs/
公式X(旧Twitter):@gekokujo_kyuji
公式Instagram:@gekokujo_kyuji
公式TikTok:@gekokujyo_tbs

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