新田真剣佑、『ONE PIECE』ゾロ役で人気急上昇! 海外で“Mackenyu旋風”に
海外記事には父・千葉真一についても
この“Mackenyu旋風”のなか、海外メディアではライジングスターとして彼のプロフィールやこれまでの出演作、トリビアを紹介する記事が多く見られる。それらの記事の中で必ず言及されているのは、彼の父でサニー・チバ(Sonny Chiba)として世界的に知られるアクション俳優、千葉真一についてだ。1960年代から日本だけでなくアジアの作品で活躍してきた彼は、のちにハリウッドにも活躍の場を広げ、千葉の大ファンであるクエンティン・タランティーノ監督の『キル・ビル』(2003年)や『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006年)にも出演していることが紹介されている。
先ほどSNSでの反応を紹介したが、主に若い女性たちがMackenyuのハンサムさにメロメロになるなかで、彼が千葉真一の息子だと知った中年以上と思われる映画ファンたちの驚きの声も少なくない。
『ONE PIECE』シーズン2の脚本はすでに完成しているそうで、全米映画俳優組合のストライキが終わり、撮影が始まれば1年から1年半の間に配信開始できると、同シリーズのエグゼクティブ・プロデューサーを務めるマーティ・アデルスタインはVarietyに明かしている。正式な制作発表はまだだが、世界中で多くのファンが待ち望んでいるのは間違いない。
これまで新田真剣佑の国内での活躍を見てきた日本の視聴者にとって、『ONE PIECE』での彼の人気ぶりは予想以上のものなのではないだろうか。アメリカ・カリフォルニア州に生まれ、高校を卒業するまでアメリカで育った彼は、世界的に知られるアクション俳優である父のもと、幼少期から器械体操や空手を習い、鍛錬を積んできた。たしかに彼が演じるゾロはクールでセクシーだ。これまで出演した国内作品で、アクションだけでなく硬軟自在な演技も見せてきた新田は、これから新たに日本を代表する俳優の1人になるだろう。
SNSの普及によって可視化された新田真剣佑の急激な世界的大ブレイクに、日本での彼の活躍を知る私たちは、驚きと喜びを感じずにはいられない。今後アメリカに拠点を移すのか、日本の作品にも出演しつづけるのかはわからないが、さらなる活躍を願うばかりだ。
参考
https://twitter.com/kitakitsunes/status/1697940507668652362
https://twitter.com/imhectornavarro/status/1700182643885613333
https://cnalifestyle.channelnewsasia.com/entertainment/mackenyu-facts-one-piece-netflix-370116
https://sea.ign.com/8-man-after-158805/205439/news/five-movies-starring-mackenyu-the-actor-portraying-zoro-in-the-one-piece-live-action-series
https://variety.com/2023/tv/news/one-piece-season-2-scripts-finished-1235716528/
■配信情報
Netflixシリーズ『ONE PIECE』
Netflixにて独占配信中
原作&エグゼクティブ・プロデューサー:尾田栄一郎
脚本&ショーランナー&エグゼクティブ・プロデューサー:マット・オーウェンズ、スティーブン・マエダ
キャスト:イニャキ・ゴドイ(モンキー・D・ルフィ)、新田真剣佑(ロロノア・ゾロ)、エミリー・ラッド(ナミ)、ジェイコブ・ロメロ・ギブソン(ウソップ)、タズ・スカイラー(サンジ)、ヴィンセント・リーガン(ガープ)、モーガン・デイヴィス(コビー)、 ジェフ・ウォード(バギー)、マッキンリー・ベルチャー三世(アーロン)、セレステ・ルーツ(カヤ)、エイダン・スコット(ヘルメッポ)、ラングレー・カークウッド(モーガン)、ピーター・ガジオット(シャンクス)、 マイケル・ドーマン(ゴールド・ロジャー)、イリア・アイソレリス・ポーリーノ(アルビダ)、スティーヴン・ウォード(ミホーク)、アレクサンダー・マニアティス(クラハドール)、クレイグ・フェアブラス(ゼフ)、チオマ・ウメアラ(ノジコ)
©尾田栄一郎/集英社