雪の上に寝転ぶアイナ・ジ・エンドと広瀬すず 『キリエのうた』新予告&ポスター公開
10月13日に全国公開される岩井俊二監督最新作『キリエのうた』のディレクターズカット版予告とポスターが公開された。
アイナ・ジ・エンドが主演を務め、広瀬すず、松村北斗、黒木華が共演する本作は、『リップヴァンウィンクルの花嫁』『ラストレター』の岩井監督最新作。
公開されたディレクターズカット版予告では、ギター片手にキャリーケースを引いて都会を彷徨うキリエ(アイナ・ジ・エンド)や、真っ白な雪景色に寝転ぶキリエとイッコ(広瀬すず)の姿などが映し出され、キリエが歌う楽曲が印象的に使用されている。
ポスタービジュアルでは、アンティーク家具やドライフラワーが組み合わさって出来た、世界に1つしかない約5mの巨大ギターと砂浜、海、そしてそこに佇むキリエ、イッコ、夏彦(松村北斗)、フミ(黒木華)の姿が切り取られている。本ポスターは、吉田ユニと濱田英明が手がけたもの。『First Love 初恋』のメインビジュアルを手がけた濱田英明が撮影を担当した。
あわせて、吉田と濱田からコメントが到着した。
コメント
吉田ユニ(デザイン)
”キリエのうた”を中心に繰り広げられるストーリーなので、キリエがいつも抱えているギターをモチーフにして、そこにみんなが集まっているようなイメージにしました。ギターを構成するのは、海に放流されていたような、朽ちたような、儚い印象が残る家具なのですが、それらが集まって大きなものになり、どこか強さが感じられるビジュアルになったらいなと思って考えました。家具などの中に、ドライフラワーなども入れて少し動きを出したり、蔦でギターの弦を表現しています。
濱田英明(撮影)
キャストのみなさんがセットに入った瞬間、それぞれの役の姿になったのを見て、きっとよいポスターになると確信しました。そして、それを期待していたので撮影はとてもやりやすかったです。はじめにユニさんからイメージイラストをいただいた時は、実際にどうやってセットが作られるのか想像ができないほどだったのですが、スタジオに行くとほぼその通りのものが出来上がっていました。その完成度と再現性に驚いています。
■公開情報
『キリエのうた』
10月13日(金)全国公開
原作・脚本・監督:岩井俊二『キリエのうた』(文春文庫刊)
出演:アイナ・ジ・エンド、松村北斗、黒木華、広瀬すず、村上虹郎、松浦祐也、笠原秀幸、粗品(霜降り明星)、矢山花、七尾旅人、ロバート・キャンベル、大塚愛、安藤裕子、鈴木慶一、水越けいこ、江口洋介、吉瀬美智子、樋口真嗣、奥菜恵、浅田美代子、石井竜也、豊原功補、松本まりか、北村有起哉
企画・プロデュース:紀伊宗之
音楽:小林武史
主題歌:「キリエ・憐れみの讃歌」Kyrie(avex trax)
製作プロダクション:ロックウェルアイズ
配給:東映
©︎2023 Kyrie Film Band
公式サイト:https://kyrie-movie.com/