SF9 ロウンが理想の“年下男子”に 『先輩、その口紅塗らないで』身長差カップルに胸キュン

 SF9のロウンが主演する『先輩、その口紅塗らないで』がNetflixで大人気だ。本作は、2021年に韓国で放送された作品だが、6月4日に日本のNetflixで配信されるや否や、旧作にもかかわらずすぐさま「今日のTV番組TOP10」入りを果たし、1位の座に君臨した(6月13日現在)。

 本作は、化粧品会社クラールを舞台に、ウォン・ジナ演じる先輩女子ユン・ソンアと、ボーイズグループSF9のロウンが演じる後輩男子のチェ・ヒョンスンとのオフィスラブロマンスを描いた作品。全編に渡り、ヒョンスンがひたすらかわいい&カッコいいのオンパレードだ。

 現在26歳のロウンは、約190センチの高身長でモデルのような抜群のスタイルと、ボーイズグループSF9のビジュアル担当である、彫刻のような彫りの深い甘いマスクに、魅力的な低音ボイスを誇り、群を抜く美しさの演技ドルとして大ブレイク中だ。そのロウンが、2019年に出演した『偶然見つけたハル』のハル役で人気が急上昇した2年後に、本作で演じたのは、“こんな年下男子がいたらいいな”という理想を具現化したような年下男子・ヒョンスンだ。

 物語は、ヒョンスンが2年先輩であるソンアに片思いをしているところから始まる。クラールで働く先輩・後輩のソンアとヒョンスンは、日々化粧品の開発や店頭でのマーケティングなどで忙しく働いている。ヒョンスンは、マーケティングチームの社員として、先輩のソンアに片思いをしながら、仕事を教わる毎日だ。そんなある日、ヒョンスンは大好きなソンアが、社内のチーム長であるイ・ジェシン(イ・ヒョヌク)と社内恋愛中なことを知りショックを受ける。仲睦まじい様子の2人を見て、複雑な思いのヒョンスン。しかし、ヒョンスンは、姉のチェ・ジスン(ワン・ビンナ)が代表を務めるドレス会社に、ジェシンが婚約者とともに訪れることを知り、ソンアを連れてジェシンが二股をかけている現場を見せることにする。

 ヒョンスンが一途に「先輩」と慕うソンアを演じるのは、ウォン・ジナ。ウォン・ジナは、2015年の短編映画『キャッチボール』でデビュー後、人気アイドルグループ2PMのジュノとW主演を務めたドラマ『ただ愛する仲』でヒロイン・ムンス役を演じ、人気を博した。さらに『地獄が呼んでいる』のソヒョン役など、人気作、話題作に出演中だ。本作では、社内恋愛をしていた相手から二股をかけられ、年下男子ヒョンスンに惹かれていくさまをリアルに演じている。

 ヒョンスンから、ジェシンが他の女性と結婚することを知らされ、現場を見たソンアだが、すぐにはジェシンを問い詰めることはできず、思い悩む。そんなソンアの姿を見て、じれったい思いのヒョンスンは、ソンアがジェシンと社内で密会する際に、口紅を塗る姿を見ていた。ソンアがつらい思いをしながらジェシンと会うことに、ヒョンスンは傷ついてほしくないという思いと嫉妬が入り混じり、ソンアの後を追いかける。そして、ここでタイトルにある「先輩、その口紅塗らないで」が序盤の盛りあがりとして出てくるのだ。ヒョンスンは、ソンアの唇に塗られた口紅を「先輩、その口紅塗らないで」と言いながら、指で拭う。この行為は(イケメンに限る)という注意書きが必要な行為かもしれず、会社の後輩に突然唇を拭われるなど、とんでもないことだ。ドラマだから、さらにロウンだからこそ許される、美しくドキドキするシチュエーションとなっている。ロウンとウォン・ジナの30センチ近い身長差から繰り出される、数々の胸キュンシーンの1発目ともいえるシーンだ。

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