さらにその翌週には、お馴染み任天堂のキャラクターをCGアニメ化したイルミネーションの新作『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の公開も控えている。『名探偵コナン 黒鉄の魚影』、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』と比べて、最も読みにくいのがこの『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』だ。というのも、先週末に世界各国で公開されると、アニメーション作品の歴代ナンバーワン記録を軒並み更新するという、誰も予測できなかった規模でのとてつもない大ヒットを記録しているのだ。

　そんな全世界的マリオ・フィーバーがどれだけ日本の興行に影響するかはわからないが、キャラクターの知名度は文句なし（日本生まれなのだがら当然だが）、その歴史を考えれば世代的にもかなり幅広い層にもアピールするに違いない『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』。近年は外国映画の興行が全体的に振るわないとはいえ、今作に関しては日本でもある程度の規模のヒットは約束されているわけだが、ここにきて大爆発もあり得るのではないかと思えてきた。もしそうなった場合、同時期に公開されている他の作品の興行にも影響を及ぼすかもしれないが、さて。

■公開情報
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
4月28日（金）より全国公開
声の出演：クリス・プラット、アニャ・テイラー＝ジョイ、チャーリー・デイ、ジャック・ブラック、キーガン＝マイケル・キー、セス・ローゲン、フレッド・アーミセン、ケヴィン・マイケル・リチャードソン、セバスティアン・マニスカルコ
日本語版吹替声優：宮野真守（マリオ）、志田有彩（ピーチ姫）、畠中祐（ルイージ）、三宅健太（クッパ）、関智一（キノピオ）
脚本： マシュー・フォーゲル
監督：アーロン・ホーヴァス、マイケル・ジェレニック
製作：クリス・メレダンドリ（イルミネーション）、 宮本茂（任天堂）
配給：東宝東和
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