『鬼滅の刃』炭治郎×善逸×伊之助はなぜ強くなれたのか 『遊郭編』ラストバトルまでの道
炭治郎とは違い、これまで身近な人の命を鬼に奪われたことがなかった二人。だが、短い間であっても確かに心を通わせ、“兄貴”と慕った煉󠄁獄が猗窩座に殺されたことで、彼らの中で「なぜ、自分は鬼と戦うのか」という目的意識がはっきりしたのだろう。二度と理不尽に誰かの命が奪われぬよう、それによって悲しむ人たちが生まれぬよう、善逸と伊之助は持てる力のすべてを出し尽くす。
その中で浮かび上がってくるのが、見違えるほどに冷静で頼もしくなった善逸と、以前のように突っ走ることなく、チームワークを大事にするようになった伊之助の変化だ。ひいては善逸を演じる下野紘の演技には力強さ、伊之助を演じる松岡禎丞の演技には繊細さをいつも以上に感じる。ぜひその辺りにも注目し、宇髄、ならびに“かまぼこ隊”の活躍を見届けてほしい。
■放送情報
土曜プレミアム『特別編集版「鬼滅の刃」遊郭決戦編』
フジテレビ系にて、4月8日(土)21:00~放送
出演:花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、松岡禎丞、小西克幸、石上静香、東山奈央、種﨑敦美、沢城みゆき、逢坂良太
主題歌:Aimer「残響散歌」「朝が来る」
原作:吾峠呼世晴(集英社ジャンプコミックス刊)
監督:外崎春雄
キャラクターデザイン:松島晃
アニメーション制作:ufotable
製作:アニプレックス、集英社、ufotable
©︎吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/kimetsu