ジェイソン・モモア、新生DCユニバースでロボ役に? アクアマンとの両立なるか

 こんにちは、杉山すぴ豊です。ここ最近のマーベル、DCのアメコミヒーロー映画まわりのニュースや気になった噂をセレクト、解説付きでお届けします!

 いまだに様々な憶測が飛び交うジェームズ・ガン監督のDC映画(DCユニバース/DCU)のテコ入れですが、近々なんらかの発表があると言われています。

 そんな中、アクアマンことジェイソン・モモアについて気になる噂があります。どういうことかと言うと、ジェームズ・ガン監督がDCのロボというキャラの映画化を考えていると言われており、そのロボ役にジェイソン・モモアを起用するのでは? というものです。

 そもそもロボとはどういうキャラか? ロボというとロボットヒーロー? と思われるかもしれませんが、ROBOではなくLOBOという綴りです。一言で言うと、宇宙のワイルドな賞金稼ぎ。もともとはDCコミックの宇宙ヒーローチーム、“オメガメン”のコミックでヴィランとしてデビューしました。1983年のことです。

 惑星ツァルニア生まれ。血と暴力を好み母星を壊滅させ、自ら最後のツァルニア人となりました。その後、傭兵・賞金稼ぎになります。ロケットバイクで宇宙を駆けるワイルドぶり。ルックスはバイクに乗った長髪の無法者・ギャングです。彼の本名は故郷の星の言葉では「内臓をむさぼるのを徹底的に楽しむ者」を意味するそうです。(※1)

 基本はヴィランですが、同じ敵を倒すということでヒーローたちと共闘することもあります。DCとしてはパニッシャー、デッドプール、ウルヴァリン的なキャラを目指したようで、マーベルのスタン・リーがDCの中でお気に入りのキャラの一人として挙げていました。何度か映画化の噂があり、あのダニー・トレホが演じると言われたこともあります。

 マーベルでいえば『デッドプール』や『ヴェノム』、DCでいえばスーサイド・スクワッド2作や『ジョーカー』など、ヴィラン系映画も増えているし、いかにもジェームズ・ガン監督が好きそうなキャラですよね。したがって、このキャラ自体の映画化話はさもありなんという感じですが、問題はキャスティングです。まずビジュアル的にジェイソン・モモアはピッタリだと思います。しかし、彼はDCのアクアマンですよね。もしモモアがロボを演じるのであれば、2023年12月公開予定の『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム(原題)』でアクアマンは打ち切りということかもしれません。

関連記事