『親愛なる僕へ殺意をこめて』ついにLLの正体が明らかに! 山田涼介との対峙で緊迫の空気
次々と明らかになる複数の事件の真犯人。ついにB一(山田涼介)はLLの正体に王手をかける。『親愛なる僕へ殺意をこめて』(フジテレビ系)の第8話では、京花(門脇麦)に危害を加えた人物の正体が明らかに。ジェットコースターのようなスピードで事件の謎は解かれ、おぞましい真実が視聴者に突きつけられる。
※本稿には『親愛なる僕へ殺意をこめて』第8話のネタバレを含みます
エイジ(山田涼介)とB一の人格が交代しないまま6日が経った。薬を打たれたB一が意識を失った時点では、京花はまだ八野衣真(早乙女太一)をLLだと信じていたのに、11月2日には生きている別の人物がLLだと言い出した。これにB一は疑問を感じていた。B一とナミ(川栄李奈)は、京花がこの3日間で何を知ったのかを調べるために栃木県へと向かう。そこでB一は、白菱凛(工藤美桜)が偽名を使ってスナックで働いていたことを知るのであった。その後、京花の動向を探りに東京に戻ったナミは、入院先で再び京花が襲われたところに遭遇。京花を襲った犯人は……。
これまで深く語られてこなかった浦島家の長女・乙(夏子)の存在がフォーカスされた第8話。乙がなぜ引きこもるようになってしまったのかが明かされると同時に、想像を絶するような歪んだ理由で京花を殺そうとしていたことも発覚する。乙は、幼い頃にエイジが度々二重人格であるかのような行動を取ることに気づいていたが、そのことで人格交代したB一から脅されて精神を病んでしまっていたのだ。さらに、浦島家の父と母の注目を一身に集めるエイジに嫉妬した乙は、エイジの“一番大切な人”を奪おうと虎視眈々と狙っていた。乙は、エイジが京花を彼女だと紹介するために家に連れてきたことが、今回の事件の引き金になったと供述する。
八野衣真を取り巻くこの事件は多くの人の人生を狂わせた。一つの事件が玉突き事故のように新たな殺人を引き起こし、その真相はより深い闇の中へと潜ってしまっていた。だがここにきて乙の件だけでなく、これまでエイジや八野衣を支える“良き父”のように描かれていた亀一(遠藤憲一)が、発端となる事件の真犯人であることが明らかになった。