佐藤仁美&宮野真守、月9『女神の教室』出演決定 北川景子演じる主人公の親友役に

『女神の教室』に佐藤仁美&宮野真守

 2023年1月期に放送される北川景子主演のフジテレビ月9ドラマ『女神の教室~リーガル青春白書~』に佐藤仁美と宮野真守が出演することが決定した。

 本作は、来の法曹界を担う若者たちが通うロースクール(法科大学院)を舞台に、裁判官で実務家教員の主人公と彼女を取り巻く人々が自身の価値観をぶつけ合いながら法曹界のあり方を問うリーガル&ロースクールエンターテインメント。北川演じる柊木が「人を知らなければいい法律家にはなれない」をモットーに、ロースクールで「法」だけでなく「人」を学ぶ授業を展開。“司法試験合格”という目先のゴールばかりにとらわれるロースクールの現実に、新風を巻き起こしていく。

 北川が、裁判官という法曹界のエリートながら、人間味溢れるキャラで主演。月9作品初主演というメモリアル作で、経験したことのない役柄に挑戦する。また、山田裕貴が教員の藍井仁役で出演する。そのほか、ロースクールの生徒役を、南沙良、高橋文哉、前田旺志郎、前田拳太郎、河村花が演じる。

 佐藤と宮野が演じるのは、主人公・柊木雫(北川景子)のロースクール時代の同期役。佐藤は、小さな事務所のマチベンとして離婚案件などの一般民事や家事事件を専門とする弁護士・安藤麻理恵を演じる。柊木と横溝はロースクールの同期ながら年齢は離れており、ロースクール時代からシングルマザーとして通っていた。物腰は柔らかだが、柊木と同じかそれ以上に毒舌な一面もある。

 弁護士役は初となる佐藤は、『イグアナの娘』(1996年/テレビ朝日系)や『ビーチボーイズ』(1997年/フジテレビ系)などのヒット作品で存在感を発揮。その後も『海猿』(2005年/フジテレビ系)、『家政婦のミタ』(2011年/日本テレビ系)、連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(2016年/NHK総合) 、『ひよっこ』(2017年/NHK総合)などに出演。近年では『教場』『教場II』(2020年、2021年/フジテレビ系)などのドラマはもちろん、『潜在能力テスト』(フジテレビ系)、『ウワサのお客さま』(フジテレビ系)など、バラエティー番組への露出も増えている。なお、フジテレビの連ドラ出演は、木曜劇場『早子先生、結婚するって本当ですか?』(2016年)以来、約7年ぶりとなる。

 一方、声優としてはもちろん、俳優としてドラマ作品への出演が増えている宮野が演じるのは、麻理恵と同じく柊木と同期の検察官・横溝太一。ロースクール卒業後は、東京地検公判部所属で裁判員裁判の公判を主に担当している。温厚な心優しい性格で、虫一匹も殺せないようなタイプ。検察内の体育会系ノリがとにかく肌に合わない。柊木と麻理恵とは、3人で自主ゼミを組んでいた仲。柊木とは真反対の性格でありながら、裏表のない彼女のことは友人として尊敬している。基本的にはいつも柊木の愚痴の聞き役&柊木と麻理恵の仲介役として、食事会などに呼ばれている。

 そんな宮野は、声優を中心に歌手や俳優としてマルチに活躍中。NHK海外ドラマ『私はケイトリン』(2001年)のグリフェン役で声優デビューすると、『DEATH NOTE』(2006年~2007年)や『鬼滅の刃 遊郭編』(2022年)などの人気アニメ作品に多数出演するほか、シングル『Discovery』で歌手デビューも果たしている。フジテレビ系連続ドラマへの出演は『ニュースの女』(1998年/フジテレビ系)以来、実に25年ぶりで、月9作品は初となる。

コメント

佐藤仁美

北川景子さんが主演のロースクールを舞台にした作品だと聞いたので、“私は学生たちが憩いの場として通う居酒屋の女将かな?”と思ったら、まさかの弁護士役! 法律用語のせりふが多そうで難しいだろうなと思っていたら…案の定、撮影初日は大苦戦しました(笑)。でも、以前からご一緒させていただいている監督さんなので心強いです。
柊木雫の友人で弁護士という役なのですが、陽気でしっかりしたお姉さんで自分と等身大のような感じで良いのかな?と思っています。ジングルマザーという設定でもあるので、年齢含めて等身大の自分で演じたいです! 作中で麻理恵が出てくるのは和んだ雰囲気のシーンが多いので、柊木や彼女が教える学生たちを温かく見守るようなキャラクターなんだろうと思います。
今作はロースクールが舞台で一見難しそうな物語ですが、人間模様もとても面白く描かれているので、親しみやすい作品です。“難しい法律用語がたくさん出てきた!”と思ったところに、癒し系の佐藤仁美が登場いたしますので(笑)、和んでいただけたらうれしいです」

宮野真守

まさか自分の役者人生において、“月9ドラマ”に出演させてもらえる日が来るとは思ってもみなかったので、オファーをいただいた時は驚きを隠せませんでした。そして同時に、これから始まる新たな挑戦に、胸が躍りました。このような機会をいただき、心より感謝です。今までの自分の経験もしっかりいかせるように、臨みたいと思います。
法曹界のことを新たな切り口で描く今作のストーリーに、夢中で台本を読ませていただきました。僕が担当する横溝太一は、現役検察官。北川景子さん演じる柊木雫の、良き相談相手のような立場で登場します。ロースクールの、一癖も二癖もある面々を相手に奮闘する雫の、“癒し”の存在に少しでもなれればと思っています(笑)。
厳しい司法試験、そして自分の夢に向かって、健気(けなげ)に、時にしたたかに立ち向かっていく学生たち。そこに新風を巻き起こす、柊木雫。その姿に胸を打たれますし、勇気をもらえますし、何より法律のことを改めて考える、貴重な機会になると思います。青春群像劇として楽しんでいただきながらも、たくさんのことを勉強できる作品です。僕自身も、存分に楽しみながら参加させていただきますので、どうぞご覧ください。

野田悠介(フジテレビ ドラマ・映画制作部)

佐藤仁美さん演じる安藤麻理恵は主人公・柊木の頼もしい相談相手であり、バイタリティーのあるパワフルな役どころです。佐藤仁美さんが持ち合わせる明るさやパワフルさがこの役柄にピッタリだなと思い、お願いをしました。宮野真守さん演じる横溝太一は切れ者の検察官のイメージとは程遠い、心優しい検察官です。宮野さんの全てを包み込むような心の広さや優しさが、新たな検察官像を作ってくださるのではないかと思いました。主人公・柊木とお二人の掛け合いも本作品の見どころの一つです! 是非、ご注目下さい!

■放送情報
『女神の教室~リーガル青春白書~』
フジテレビ系にて、2023年1月スタート 毎週月曜21:00~21:54放送
出演:北川景子、山田裕貴、南沙良、高橋文哉、前田旺志郎、前田拳太郎、河村花、佐藤仁美、宮野真守
脚本:大北はるか、神田優
プロデュース:野田悠介
演出:澤田鎌作、谷村政樹
法律監修:水野智幸(法政大学大学院法務研究科)
制作・著作:フジテレビジョン
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