柄本佑、吉高由里子の意外な魅力は“クール”なところ 『光る君へ』会見で見えた信頼関係
そんな柄本について、吉高は「佑くんのお芝居は大好き!」とその魅力を熱弁。
「近くでまた一緒にできるというのは長い作品を作っていく上でもモチベーションにもなりますし、刺激になります。(『知らなくていいコト』では)音声さんに怒られるんじゃないかってぐらい突然ウィスパーボイスでセリフをしゃべるときがあったんですよ(笑)。想像もできないようなお芝居をされる方なので、自分がいかにリアクションできるかというのも楽しいですし、脚本が“普通じゃない”大石さんなので(笑)、一緒に作品を作っていけることが本当に楽しみです」(吉高)
「僕も吉高さんの芝居が本当に好きで。(『知らなくていいコト』の役も)吉高さんに引き出してもらえた部分が非常に大きかった。ウィスパーボイスも受けてくださる度量が吉高さんにはあるからこそできたんだなと」(柄本)
互いの魅力を語る中、柄本が「意外に思われるかもしれないんですが、吉高さんは“クール”なんですよ」と締めくくると、「あんまり言われないので、“クール”を見出しにしてくださいね」と吉高が記者陣に投げかけ場内を沸かせた。
『光る君へ』は大河ドラマ史上、二番目に古い時代を舞台とした作品。しかし、「かなり現代の感覚に近いんじゃないか」と柄本は語り、「“時代劇”ではありますが、調べれば調べれるほど、現代との共通点が出てくる。なので、僕らが持っている感覚も大事にできれば」とこれからの役作りについて語った。
■放送情報
『光る君へ』
NHK総合にて、2024年1月より放送予定
出演:吉高由里子、柄本佑
作:大石静
制作統括:内田ゆき、松園武大
プロデューサー:大越大士、高橋優香子
演出:中島由貴、佐々木善春、中泉慧、黛りんだろうほか