門脇麦はミステリアスな役がハマる? 『親愛なる僕へ殺意をこめて』で見える“裏”の顔

 山田涼介主演ドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』(フジテレビ系)が放送中だ。本作は、累計発行部数130万部を突破した同名マンガが原作で、連続殺人犯を父に持つ大学生の浦島エイジ(山田涼介)がある日、自らが二重人格であることを悟り、もう1人の自分が殺人を犯しているかもしれないという不安にかられ真相を明らかにしようと奔走する二重人格サスペンスである。

 本作で山田涼介を支える恋人・雪村京花役を演じるのは、門脇麦。人を外見や肩書きで判断しない真っ直ぐな性格で、エイジの父親が殺人鬼・LL(八野衣真/早乙女太一)であることが大学内で知れ渡った際、唯一態度を変えずにエイジを受け入れた京花は、エイジの心の支えとなっている。

 第4話までに、そんな心優しい京花に壮絶な過去があったことが明かされた。京花の役柄について、ライターのNana Numoto氏は以下のように語る。

「原作では、学校一の美女とされている京花ですが、ドラマでは外見的な部分はフォーカスされていません。オフィシャルサイトでのインタビューでも本人が言及していましたが、門脇さんが演じることで役に対するイメージを変えている部分もあるのでしょうね。前向きにはつらつとしていて、エイジを恋人として支えていきたい意志があるようには見えますが、何か“裏”があるのかと思わせる人物です。第4話では、これまで優しい印象だった京花に、実は壮絶な過去があったことが明かされており、殺人鬼を親に持つエイジに寄り添っていることへの新事実が徐々に明かされるのではないでしょうか。これからそのギャップが見えてくるのが楽しみです」

 そんな“裏”があるのではと感じさせるキャラクターを演じる門脇について、Numoto氏はどういう印象を抱いているのか。

「『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)でも壮絶な過去を持つ役柄を演じていた門脇さんですが、ミステリアスな役が多い印象があります。雰囲気が落ち着いて見えるため、何を考えているかわからないキャラクターを演じるのが非常に巧みで。ただミステリアスなだけでなく、それでいて魅せる芝居ができる役者さん。その魅力が、本作でも立ってくるのではと思っています」

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