カードリフトにジェットスキー、階段落ちも 『狼 ラストスタントマン』予告編&場面写真
12月23日より新宿武蔵野館にてロードショーされる『狼 ラストスタントマン』の予告編と場面写真が公開された。
本作は、CG全盛の時代に、スタントマンの存在意義とその理由を問うアクション映画。星アキラは、早くに父を亡くして母親とアメリカへ渡ってモトクロスのプロレーサーになるが、母の死をきっかけに帰国する。その理由は、父の事故死の原因となった元スタントマン、大久保豪への復讐のため。叔母の夏目瞳から「殺さないと約束するなら」と居場所を聞き出し、「俺もスタントマンになってケリをつける」と啖呵を切るが、豪は何も語らず、日 本を代表する存在だった頃の面影はなかった。アキラは元スタントマンの藤堂仁の下でトレーニングを始めるが、得意だったバイクも上手く操れない。藤堂から「事故なく早く走るのがレースだが、カースタントは派手にクラッシュを起こす。生きるか死ぬか。スリルの芸術だ」と諭されて練習を重ねていく。ある日、車を回転させながら空中へと飛ばして海にダイブする仕事の依頼がアキラに舞い込む。それは、父が事故死したスタントだった。さらに風雲急を告げる事態が巻き起こる。
主人公・星アキラを演じるのは、ドラマ『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』シリーズの南翔太。アキラの復讐相手・大久保豪役で、タカハシレーシングでスタントマンとしてのキャリアをスタートさせ、数々のスタントシーンを演じた髙橋昌志が俳優デビューを果たす。また、石黒賢、池上季実子、石田卓也らのほか、D1ドリフトプロドライバーの粟野如月が本人役で出演する。監督・脚本を務めるのは、『恋人はスナイパー』(テレビ朝日系)、『クロステイル 〜探偵教室〜』(東海テレビ・フジテレビ系)の六車俊治。
公開された予告編は、本編86分/5,160秒を90秒に凝縮したもの。元スタントマン・藤堂仁(石黒賢)の「今はアクションでも何でもCG全盛な時代だ。スタントマンは絶滅危惧種なのかもな」、夏目瞳(池上季実子)の「殺さないと約束するなら教えてあげる」と、不穏な言葉からスタートする。それは、父の事故死の原因となった大久保豪(髙橋昌志)への復讐のため、アメリカから帰国した星アキラ(南翔太)との会話だった。豪に啖呵を切り、スタントマンへの修業を始めるアキラ。その後、モトクロス、車のドリフト、ジェットスキー、バイクの転倒、階段落ち、火だるまと生身のアクションシーンが続き、物語は、父が事故死したスタント、ジャンピング・ ロール・オーバー・シー・ダイブへと繋がっていく。
あわせて公開された14点の場面写真では、藤堂仁の下でスタント修業に励む星アキラ、前代未聞のスタントを敢行したジャンピング・ロール・オーバー・シー・ダイブ、豪に詰め寄るアキラ、火だるまのスタント、大きくジャンプするモトクロス、波の上を回転するジェットスキーなどが切り取られている。
■公開情報
『狼 ラストスタントマン』
12月23日(金)より、新宿武蔵野館にてロードショー
出演:南翔太、髙橋昌志、石田卓也、池上季実子(友情出演)、粟野如月、藤澤志帆、丸りおな、倉田昭二、安田龍生、石黒賢
監督・脚本:六車俊治
プロデューサー:髙橋昌志、六車俊治
音楽:谷地村啓
配給:武蔵野エンタテインメント株式会社
製作:「狼 ラストスタントマン」製作委員会(シールズ/六歌仙フィルムス)
2022/カラー/日本/86分/ビスタサイズ/G
©2022「狼 ラストスタントマン」製作委員会
公式サイト:lonewolf-movie.com
公式Twitter:@wolf_laststunt