宮﨑あおい、朝ドラ『らんまん』の“語り”を担当 神木隆之介&浜辺美波のコメントも

宮﨑あおい、『らんまん』の語りを担当

 神木隆之介が主演を務めるNHK連続テレビ小説第108作『らんまん』の「語り」を宮﨑あおいが務めることが発表された。

 2023年度前期、NHK東京が製作を務める本作は、日本の植物学の父・牧野富太郎をモデルとした天才植物学者・槙野万太郎の物語。時代は明治維新から激動の大正・昭和そして未曽有の敗戦へ。そんな混乱の時代の渦中で、ただひたすら愛する草花と向き合い、明るいまなざしで生命の多様性を肯定し続けた牧野富太郎の喜びと感動に満ちた人生を描く。

 主人公・万太郎を神木、万太郎の妻・寿恵子を浜辺美波が演じる。

 宮﨑は連続テレビ小説『純情きらり』(2006年前期)で主人公・有森桜子を、連続テレビ小説『あさが来た』(2015年後期)では、主人公・あさ(波瑠)の姉・はつ役を演じた。

 宮﨑は、「私にとって、朝ドラでの出会いや経験は今でも何年経ってもずっと特別なものです。このような形でまた朝ドラに関わることができて、とても嬉しいです」と“語り”として参加することへの喜びを語った。

 また、神木と浜辺が10月21日に、主人公のモデル・牧野富太郎ゆかりの地、横倉山(越知町)や名教館・牧野公園(佐川町)を訪問。高知県庁では二人から視察の感想、神木からはクランクインの報告、浜辺からは収録に向けた意気込みなどが語られた。その後、高知県立牧野植物園を訪ね、牧野富太郎ゆかりの植物に囲まれて「高知ロケクランクイン報告」の会見を実施。なお、神木は10月19日に安芸市・伊尾木洞でのドラマの冒頭シーンの撮影でクランクイン。浜辺はまだクランクインしておらず、県内各所のゆかりの地の訪問のために高知県入りしている。

コメント

宮﨑あおい(語り)

『らんまん』の語りを担当させていただきます宮﨑あおいです。
私にとって、朝ドラでの出会いや経験は今でも何年経ってもずっと特別なものです。
このような形でまた朝ドラに関わることができて、とても嬉しいです。

神木さん、浜辺さんも
これまでたくさんの現場で素晴らしい経験をされていると思いますが、
約1年間役を背負って生きるという朝ドラならではの体験は
きっと今まで味わったことのない特別な日々になると思います。
スタッフ、キャストの方との深い繋がりや
観てくださる方から頂く温かい応援は何よりのパワーになると思います。
宝物のような時間になること間違いなしなので思いっきり楽しんでください。
私も、語りという立場で、作品の力になれるように頑張りたいと思います。
ありがとうございました。

神木隆之介(槙野万太郎役)

僕は今月19日に高知で、ついにクランクインしました。
これから勝負の一年が始まるという気持ちです。自分にとって朝ドラへの出演はプレッシャーでもありますが、撮影が始まったことで、決意が固まりました。
高知は、過去の出演作でも訪れたことがありますが、またこうやって来ることができて幸せです。
今朝、牧野公園の牧野富太郎さんのお墓を訪れましたが、実は夏にも足を運び、お墓参りをさせていただきました。改めて、「これから、見守っていただければ嬉しいです」とご挨拶をしました。
牧野富太郎さんは、笑顔が素敵で明るい方。そんな魅力的な人間性や植物への思いなど、しっかりと演じられればと思います。

浜辺美波(槙野寿恵子役)

私は今回初めて高知に来ました。タクシーの運転手さんが優しくしてくださったり、夕飯を食べに行ったお店の方も料理の説明を丁寧にしてくださったり、高知の皆さんの人柄に感動しています。
今日、展示で見た牧野先生と寿恵子さんの笑顔の写真が素敵で、牧野先生は寿恵子さんのことがとても好きだったのかなと見ながら考えていました。明るく笑顔をお届けできるようなドラマになるよう、神木さんと一緒に自分自身も楽しんで撮影に励んでいきたいと思います。

■放送情報
NHK連続テレビ小説『らんまん』
NHK総合にて、2023年春放送
出演:神木隆之介、浜辺美波
作:長田育恵
語り:宮﨑あおい
制作統括:松川博敬
プロデューサー:板垣麻衣子、浅沼利信、藤原敬久
演出:渡邊良雄、津田温子、深川貴志ほか
写真提供=NHK

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