窪田正孝、木村文乃、木村多江が集結 バカリズム原案・脚本『ノンレムの窓』第2弾放送へ

バカリズムが原案・脚本を務める“新感覚ショートショート”ドラマ第2弾『ノンレムの窓 2022・秋』が、10月9日22時30分から日本テレビ系で放送されることが決定した。
本作は、数々のドラマ・映画の脚本を執筆し、向田邦子賞やギャラクシー賞を受賞するなど脚本家としても活躍するバカリズムが、ちょっと不思議な“超現実の世界”を描いた“新感覚ショートショート”ドラマの第2弾。
深い眠りを意味する「ノンレム睡眠」。夢なのか、それとも現実なのか、ちょっと不思議な3つのショートストーリーが展開。“夢と現実”“現実と非現実”の狭間を行き来する。バカリズムは今回も原案・脚本だけでなく自らも出演。“窓先案内人”なる不思議な役柄で、ドラマの随所に登場する。斉藤由貴が演じる“顔を一切見せない謎の女性マドカ”との不思議なやり取りにも注目だ。
3つのショートショートドラマの主演には、窪田正孝、木村文乃、木村多江が集結。第1話『未来から来た男』では、3年前にタイムリープし“未来から来た男”として一躍時の人となる会社員を窪田が演じる。第2話『放送禁止用語』では、急増する“放送禁止用語”を極めようとする朝の報道番組を担当するアナウンサー役を木村文乃が担当。第3話『パスワードが知りたい』では、夫の隠し事を突き止めようとパソコンのパスワード解析に必死になり、夫と異常なまでの対決をする妻を木村多江が演じ、その夫を鈴木浩介が演じる。さらに、『未来から来た男』には、柄本時生、味方良介、そしてフリーアナウンサーの石井亮次、『放送禁止用語』には、大原優乃、福山翔大、日テレアナウンサーの菅谷大介、相島一之が登場する。
『未来から来た男』では、ごく普通のサラリーマンの菅沼浩二(窪田正孝)がある日目覚めると、3年前にタイムリープしていることに気が付く。未来を知っている菅沼は会社で人気者になり、ついにはテレビ局のディレクターの耳に入って番組に出演することになる。「未来から来た男」として一躍時の人となるのだが……。
『放送禁止用語』では、報道番組を担当するアナウンサーの宮川志帆(木村文乃)が放送禁止用語が急増する世界で「正しい言葉遣い」を極めようとしている。毎月配られる「放送禁止用語大全」を完璧に頭に入れ、「適切な放送」をすることに心血を注ぐ日々。しかし放送禁止用語はどんどん増える一方で……。
『パスワードが知りたい』では、野村由紀子(木村多江)は夫の泰紀(鈴木浩介)にPCやスマホのパスワードを尋ねるが、はぐらかされてしまう。そこで、由紀子は夫が外出している間にPCのパスワードをあの手この手で解析し、夫の隠し事を突き止めることに。一方、その妻の解析を阻止しようとする夫。パスワードをめぐる夫婦の異常なまでの攻防の行方は……。
そして、新作放送を記念して、『ノンレムの窓』傑作選の放送とTVerでの配信も決定。10月5日25時35分から第1弾『ノンレムの窓』の『私達の恋』が放送され、TVerにて風間俊介主演『私達の恋』、野間口徹主演『解約ゲーム』、松岡茉優主演『カスタマイズ』が配信される。
バカリズム(原案・脚本・「窓先案内人」)コメント
第2弾『ノンレムの窓』放送が決定して
本当に嬉しいです。立ち上げの段階から「定期的に特番として放送できたらいいですね」というお話をしていたので、それが即刻叶って嬉しいです。
出演者について
今回も豪華ですね! キャスティング会議が一番楽しいです(笑)。「引き受けてくれるかなぁ」という思いで、バカなふりして聞いてみたら引き受けて下さって本当に有難いです!!
原案・脚本を担当の窪田正孝主演『未来から来た男』について
窪田さんは、以前からご一緒させていただきたいと思っていたので今回やっとご一緒させていただくことが出来て嬉しいです。脚本を書いている途中の段階で「窪田さんが引き受けてくれたらいいな」という思いで書いていたので、断られなくてよかったです!(笑)
『放送禁止用語』『パスワードが知りたい』について
会議で物語の設定案を出し合って、誰が脚本を書くか決めるんですが、2作品とも時間があったら書きたかったので、悔しいです(笑)。でも、お任せして、とても面白く書いていただきました。まだ、映像を見られてないので早く見たいですね、とても楽しみです。
視聴者の方へのメッセージ
今回もとても良い仕上がりになっていると思います!
是非、みんなで見て下さい! そして、次もやらせて下さい!!
窪田正孝(「未来から来た男」主演)コメント

『ノンレムの窓』への出演が決定して
バカリズムさん作品にはいつか出演したいと思っていたので、今回念願が叶って嬉しかったです。
『未来から来た男』の主人公を演じて
“未来から来た男”のような主人公は、通常ヒーローのように扱われたりしますが、あえてそうではなく、日常に落とし込んで、普通でかっこよくないキャラクターに好感がもてました。「未来がわかる」となれば人は色んな欲が出ると思いますが、菅沼は人並みで人道を外さずそこそこで満足する。大袈裟じゃない人間らしさで、演じる上で落とし込みやすかったです。
視聴者の方へのメッセージ
何気ない日常の笑いや喜びをどう感じるかは人それぞれですが、今作は皆さんの心を少し明るく照らしきっと笑わせてくれると思います。
見て下さる方がホッコリ幸せな気持ちになってくれたら嬉しいです。
木村文乃(『放送禁止用語』主演)コメント
『ノンレムの窓』への出演が決定して
以前にもバカリズムさんとご一緒させていただいたことがあり、世界観がとても好きで、他の作品も拝見していたので、またお仕事をご一緒させていただけることが嬉しいです。
演じる人をも見透かしているのではないかと思うくらい、人が隠している部分をさらけ出されてしまうような素敵な本なので、今回は私自身も割り切って、普段は隠している部分も出していこうと思いました。
『放送禁止用語』の主人公を演じて
今回演じるアナウンサーの役は、ある意味、普通の日本人なのかもしれません。言われたことはきちっとやり通し、みんなで協力して一つのことを成し遂げるという思いが強い人だと思います。台本を読んでいて途中までは「そうだよね、そうだよね」と思いながら読むのですが、最後のどんでん返しが「確かに、そうか!」とハッとさせられるようなラストになっていて、そこにとてもやりがいを感じました。シーン数が少ないからこそ、ワンシーンワンシーンの撮影がとても楽しみで、信頼できるみなさんが周りにいて下さったので、普段やらない挑戦をやってみようと思える撮影でした。
視聴者の方へのメッセージ
私自身もとても楽しく撮影させていただきました。楽しく、そしてシュールでちょっと背中がヒヤッとするような不思議な世界に皆さんをご案内できるように精一杯頑張りましたので、是非、楽しみにしてください。
木村多江(『パスワードが知りたい』主演)コメント
『ノンレムの窓』への出演が決定して
「バカリズムさんの世界に私が入れるんだ」と、そんな面白いことはないなと思い、ワクワクしてとても嬉しかったです。
『パスワードが知りたい』の主人公を演じて
撮影はとても楽しかったです。バカリズムさんの作品に出てくるキャラクターは実際にいそうでいない、人間の滑稽さや心の中に潜んでいる小さな部分が誇張して描かれていて、実在はしないかもしれないですが、ものすごく共感できるキャラクターが多いと思います。今回演じさせていただき、「あるある」と共感する部分と「そこまでいくか!?」という部分があり、相手を翻弄したくなるような、役を越えて自分の中の何かが沸々とわき出てくるような感覚がありました。
人の秘密を知りたいという欲はどんな人間にもあり、愛のかたちと欲がリンクしていくことがあると思います。今回の役は、愛しているが故に夫の秘密を暴きたくなる妻ということで、それがエスカレートしていきますが、「大好きな人のことを知りたい=秘密を知りたい」というところからだと思うので、演じてみて、もしかしたら私もその一歩を踏んでしまうかも!? と思わせる感覚はありました。
視聴者の方へメッセージ
バカリズムさんならではの、レム睡眠からノンレム睡眠になるような……日常の中でもちょっと変化していく現実とそうではない世界の中間ような、不思議な世界を楽しんでいただきたいと思います。
私は、とても楽しくお芝居させていただくことができたので、皆さんにもこの楽しさが伝われば嬉しいです。
■放送情報
『ノンレムの窓 2022・秋』
日本テレビ系にて、10月9日(日)22:30〜23:25放送
出演者:バカリズム(窓先案内人)、斉藤由貴(声のみ)
各ドラマ主演:『未来から来た男』 窪田正孝、『放送禁止用語』 木村文乃、『パスワードが知りたい』木村多江ほか
原案:バカリズム
脚本:バカリズム、伊達さん(大人のカフェ)、安部裕之
監督:中山佳香、青木達也
総合演出:内田秀実
統括プロデューサー:吉無田剛、櫻井雄一(ソケット)
プロデューサー:小田玲奈、福井雄太、榊原真由子
チーフプロデューサー:三上絵里子
企画協力:小林伸也(マセキ芸能社)
制作協力:ソケット
©︎日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/nonrem/
公式Twitter:@nonremmado_ntv