乃木坂46 久保史緒里と萩原利久が共に暮らす様子が 『左様なら今晩は』予告編公開

 乃木坂46の久保史緒里が映画初出演にして初主演を務める『左様なら今晩は』の追加キャストが発表され、あわせて予告編とポスタービジュアルが公開された。

 漫画家・山本中学(やまもとちゅうがく)の同名コミックを実写映画化する本作は、ごく普通のサラリーマン・半澤陽平と、陽平の部屋に突如姿を現した幽霊・愛助との奇妙な共同生活を描いた、歪な二人のハートフルでちょっぴり切ないラブストーリー。

 同棲していた恋人に振られた陽平(萩原利久)のもとに、突如姿を現す幽霊の愛助(久保史緒里)。ずっと部屋に住んで陽平のことを観察していたという愛助は、 「優しいふりして面倒な事から逃げているから、恋人にも逃げられた」と、いきなり上から目線でダメ出しをする。かと思いきや、生きている間に恋愛を経験しなかった愛助は、男女が“付き合う”ことに興味津々で、陽平に質問攻めの毎日。最初は煙たがり、何とかして愛助を除霊しようとする陽平だが、人間の女の子と変わらない愛助との時間に居心地の良さを感じ始めていく。

 発表された追加キャストは、小野莉奈、永瀬莉子、中島ひろ子、宇野祥平の4名。小野が演じるのは、陽平に想いを寄せる同僚の果南。永瀬は、陽平が同棲していた元カノ・玲奈を演じる。中島は果南の叔母でスナックのママで霊媒師でもあるみさき役、宇野は陽平が住むアパートの不動産店主・奥田役で出演する。

 本作の監督・脚本を務めたのは、高校在学中に執筆した『正しいバスの見分けかた』で、第14回「伊参スタジオ映画祭 シナリオ大賞」短編の部のグランプリを映画祭史上最年少の18歳で受賞した高橋名月。

映画『左様なら今晩は』予告

 公開された予告編では、一人晩酌をする陽平の部屋に不気味なノイズが鳴り響き、突然部屋の電気が消え真っ暗になるシーンから始まる。驚く陽平の叫び声とともに現れるのは、白いワンピースを身に纏った、愛らしい姿の幽霊だった。 愛助はこの部屋に昔住んでいた住人で、陽平の暮らす部屋にずっと居座っていたのだった。生きている間に恋愛を経験しなかったという、ウブでピュアな愛助。「うちも、一回くらいはキスとかしてみたいけ」そんな愛らしさ満点の愛助の台詞は、本作のロケ地である広島県・尾道市の“備後弁”。愛助は尾道の方言を話すキャラクター設定ということから、久保は全編を通して備後弁で演じた。突然始まった幽霊との共同生活に動揺を隠せず戶惑う陽平の様子や、愛助が陽平の“喉仏を触る”といった不思議なやりとりも映されている。

 あわせて公開されたポスタービジュアルには、愛助と陽平が暮らす部屋のベランダに並ぶ久保と萩原の姿が切り取られている。

■公開情報
『左様なら今晩は』
11月11日(金)渋谷シネクイントほか全国ロードショー
出演:久保史緒里(乃木坂46)、萩原利久、小野莉奈、永瀬莉子、中島ひろ子、宇野祥平ほか
原作:山本中学『左様なら今晩は』(少年画報社『ヤングキング』刊)
監督:高橋名月
脚本:高橋名月、穐山茉由
配給:パルコ
製作:「左様なら今晩は」製作委員会
©︎2022「左様なら今晩は」製作委員会

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