『美男堂の事件手帳』姿を現した真犯人 “キス職人ソ・イングク”も本領発揮!
下水道で、女性の遺体を見つけたナム・ハンジュン(ソ・イングク)と、ハン・ジェヒ(オ・ヨンソ)。遺体の様子から、3年前に起きた事件と同じ手口だとにらんだジェヒは、兄のハン・ジェジョン(ソン・ジェリム)検事殺害の容疑者であるチェ・ヨンソプ(チャン・ヒョクジン)の仕業だと決めつける。
ハンジュンは、ジェジョンを殺害した真犯人“コプリ”の手口と、1つを除いて同じことに気づく。“コプリ”は、遺体を取りに戻るはずだったと推理するハンジュンは、見物に集まる人々の中に彼がいるのではないかと、周囲を捜索する。それぞれ違う方法で捜査をするハンジュンとジェヒ。現場を周回する不審な車を映したUSBをハンジュンが手にしていることに気づいたジェヒは、彼が掴んだ証拠を取り上げ、捜査妨害をしないように注意をする。
事件現場から逃走するヨンソプを見つけたハンジュンとコン・スチョル(クァク・シヤン)は後を追う。ヨンソプが逃げる前方から、ジェヒが迫ってくるのを止めようとするハンジュン。彼らの目の前でヨンソプは、ひき逃げされてしまう。ハンジュンは、倒れたヨンソプのポケットにある携帯電話を、ジェヒの見ていない隙に手にする。兄を殺害した犯人は、ヨンソプだと思い込んでいたジェヒも、ひき逃げ現場を目撃し、共犯者の存在を疑う。ジェヒは、チャ検事(クォン・スヒョン)と共に共犯者の捜査をすることにする。
ヨンソプを轢いた盗難車を発見したハンジュンは、警察が到着する前に、車内から手掛かりになるものを持ち出しヨンソプの住所が書かれた紙を見つける。スチョルと共に住所に書かれた場所は、ヨンソプの部屋だった。部屋の中で、家族写真を見つけたハンジュンは、ベッドに寝転びプロファイルをする。ヨンソプの娘が強姦された日が暗証番号だと気づいたハンジュンは、携帯電話のロックを解くことに成功する。一命を取りとめたヨンソプの病室で、真犯人を聞き出そうと問い詰めるハンジュンだが、あと一歩のところで、ジェヒに邪魔をされる。