三浦透子の長編映画単独初主演作『そばかす』12月公開 他人に恋愛感情を抱かない主人公に

 三浦透子の長編映画単独初主演作『そばかす』が12月16日に公開されることが決定した。

 本作は、“恋愛至上主義”が常識化した社会を生きるひとりの女性が、恋人を作ることや結婚を勧めてくる周囲と向き合い、自分と向き合い、さらには将来にも向き合いながら、「自分は何者なのか? 幸せの形とは何なのか?」を見つめていく、千差万別の幸せのカタチと希望に溢れたオリジナル映画。

 主人公の女性・蘇畑佳純を演じる三浦は「ふつうはひとつじゃない。そんな当たり前にちゃんと気づくことが出来たのは、彼女の目を通して世界をみる機会をいただけたからだと思っています」と自分と向き合う時間になったという。

 監督を務めるのは、初監督作『あの日々の話』が第31回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に正式出品、その後も映画『僕の好きな女の子』や数々のドラマの脚本を手がけ、また自身の劇団「玉田企画」のすべての作品で作・演出を担当している玉田真也。

 脚本は、映画『his』、『カフカの東京絶望日記』、『青きヴァンパイアの悩み』などの原作・脚本を務めるアサダアツシが担当。制作は、『勝手にふるえてろ』、『寝ても覚めても』、『愛がなんだ』、『本気のしるし』を手がけてきたメ〜テレと制作会社ダブ。本作は新進女優と次世代監督がタッグを組み、「不器用に、でも一生懸命“今”を生きるヒロインたち」をそれぞれの視点で映画化するプロジェクト、“(not) HEROINE movies”=ノット・ヒロイン・ムービーズの『よだかの片想い』に次ぐ、第3弾公開作品として制作された。

コメント

三浦透子

ふつうのこと、ふつうだと思っていたことについて、一度考えてみる。まっさらにして、自分と向き合ってみる。蘇畑佳純を演じていた時間は、そういう時間でした。
ふつうはひとつじゃない。そんな当たり前にちゃんと気づくことが出来たのは、彼女の目を通して世界をみる機会をいただけたからだと思っています。
そんな出会いをくださった、この作品に関わる全ての皆様に、改めて、感謝の気持ちでいっぱいです。
ひとりでも多くの方に、彼女の人生に触れてほしいです。映画館で観ていただけることを心から願っています。

玉田真也監督

みんなで同じ目標を共有できて、チームで作品を作っていると感じられる居心地のいい現場でした。
結果、自分が今作れるベストの映画になったと思うし、同時に今後への課題も見えて、この映画に携われてよかったです。
三浦さんをはじめキャストの皆さん、スタッフの皆さんにとても感謝しています。
早くたくさんの人に観てもらいたいです!

■公開情報
映画『そばかす』
12月16日(金)に新宿武蔵野館ほか全国公開
主演:三浦透子
監督:玉田真也
企画・脚本:アサダアツシ
製作幹事:メ~テレ
配給:ラビットハウス
製作プロダクション:ダブ
(not) HEROINE movie メ~テレ60周年
(c)2022「そばかす」製作委員会
公式サイト:https://notheroinemovies.com/

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