トーマス・アルフレッドソン監督初のコメディ作品 『ギャング・カルテット』9月2日公開

トーマス・アルフレッドソン新作が9月公開

 トーマス・アルフレッドソン監督最新作『The Jonsson Gang(英題)』が、『ギャング・カルテット 世紀の怪盗アンサンブル』の邦題で9月2日に日本公開されることが決定した。

 本作は、『ぼくのエリ 200歳の少女』(2008年)、『裏切りのサーカス』(2011年)のアルフレッドソン監督が、とぼけた愉快な窃盗集団の大胆不敵な一大プロジェクトを痛快に描いた初のコメディ作品。アルフレッドソン監督も子供時代から観て育った大ファンだったという、80年代よりスウェーデンで愛されてきた人気コメディ映画シリーズ“イェンソン一味”が原案となっている。

 共同脚本及び主人公シッカン役を務めたのは、スウェーデンで数多くのテレビ番組に出演し、スウェーデンの映画賞であるゴールデンビートル賞助演男優賞にノミネートもされたコメディ俳優のヘンリック・ドーシン。入念なリサーチとアナログテクで、狙った獲物は逃がさないとぼけた中年男を演じる。

 チャールズ・イングヴァル・イェンソン、通称シッカンは、スウェーデン髄一の凄腕金庫破り。だが、とある現場で失敗し刑務所に服役する。出所後に次の獲物の準備を企んでいたシッカンだが、仲間たちは犯罪から足を洗うと言い出し、次のお宝「フィンランドの王冠」はシッカン1人で遂行することになってしまう。一方、その王冠にまつわる伝説の石の行方を追って、フィンランドの運命を左右する野望が動き始めていた。舞台はスウェーデン伝統の夏至祭りの前日、白夜のストックホルム。フィンランド大統領、王座を夢見る男、暗躍する大企業の重役、謎の大富豪。様々な思惑が絡む中、シッカンは去って行った仲間たちを連れ戻し、目的のお宝を入手することはできるのだろうか。

■公開情報
『ギャング・カルテット 世紀の怪盗アンサンブル』
9月2日(金)より、kino cinema 横浜みなとみらい・立川高島屋S.C.館・天神ほか全国順次公開
監督:トーマス・アルフレッドソン
脚本:トーマス・アルフレッドソン、ヘンリック・ドーシン
出演:ヘンリック・ドーシン、ヘダ・スターンステット、ダーヴィド・スンディン、アンダース・ヨハンソン
提供:木下グループ
配給:キノフィルムズ
2019年/スウェーデン/スウェーデン語・フィンランド語/122分/カラー/ビスタ/5.1ch/英題:The Jonsson Gang/字幕翻訳:小尾恵理/字幕監修:久山葉子/G
(c)FLX FEATURE AB. ALL RIGHTS RESERVED
公式サイト:https://movie.kinocinema.jp/works/thejonssongang

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