『パリピ孔明』英子の思いが詰まった曲がついに完成 千葉翔也と木村昴のラップバトルも

 TOKYO MXほかにて放送中のTVアニメ『パリピ孔明』。第10話「DREAMER」では、英子が再びキドとのレコーディングに挑み、KABEが赤兎馬カンフーと対決。しかし、英子は曲のタイトルに頭を悩ませるのだった。

 お互い見失っていた“自分らしさ”を掴むことができた英子とKABE。そんな英子に“プリンジジイ”ことキドから「決着をつけよう」と電話がかかってきた。最後の決着に意気込む英子だが、KABEもまた赤兎馬カンフーとの対決が待っている。そんな2人を優しく見送る孔明の優しげな表情は、子を送り出す親のようでもあった。

 レコーディングを終えた英子に「君はイケメンマDJの皿の上で踊る歌姫」と声をかけるキド。それはつまり、英子がキドとの勝負に勝ったことを意味していた。無事に曲を仕上げることを約束された英子だったが、もう一つ問題が残されていた。それは曲のタイトルをどうするのかということだ。英子はタイトルの選定に頭を悩ませることになる。

 AZALEAの活動に戻った七海はプロデューサー・唐澤の要求に苦しんでいた。唐澤の言う通り、ファンも増え東京ドーム公演も夢ではないところまできている。だが、七海はAZALEAと本当の自分の間で葛藤していた。そんな中、唐澤からサマーソニアへの出場を確実なものとするため、100万円プレゼント企画が付随したゲリラライブの実施を告げられるのだった。「いいねをお金で買っていては意味がない」と主張する七海だったが、唐澤は「これが音楽で売れるということだ」と強行の姿勢を崩さない。純粋に音楽だけで売れるのは難しいのかもしれない。それに唐澤のプロデューサーとしての手腕は誰もが認めている。だが、アーティストの意見を無下にするのはいかがなものか。七海の葛藤が痛いほどに伝わってくる。

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