『四畳半タイムマシンブルース』特報公開 主題歌はASIAN KUNG-FU GENERATIONが担当

 9月30日より劇場版が3週間限定ロードショー、およびディズニープラスで見放題独占配信されるアニメ『四畳半タイムマシンブルース』の主題歌がASIAN KUNG-FU GENERATIONの新曲「出町柳パラレルユニバース」に決定し、あわせて特報映像が公開された。

 本作は、森見登美彦による小説『四畳半神話大系』(角川文庫刊)と、2001年の初演以来4度舞台化され、2005年には実写映画化もされた上田誠による戯曲『サマータイムマシン・ブルース』(早川書房刊)が融合を遂げ、2020年7月に刊行された『四畳半タイムマシンブルース』を、『四畳半神話大系』『夜は短し歩けよ乙女』『ペンギン・ハイウェイ』に続く、アニメ化4度目のタッグとなる上田脚本によってアニメ化したもの。

 TVアニメ『四畳半神話大系』、劇場アニメ『夜は短し歩けよ乙女』で、湯浅政明監督のもと主要スタッフとして参加した夏目真悟監督を中心に、脚本の上田、キャラクター原案の中村佑介と、森見原作のアニメ化でおなじみの顔ぶれが集結。アニメーション制作はサイエンスSARUが手がける。

『四畳半タイムマシンブルース』主題歌入り特報

 公開された特報映像には、「私」によるナレーションで物語の導入に起こるある事件、タイムマシンが登場。また、本シリーズファンにはおなじみ、小津がやらかし「私」が怒る、二人が揉めるシーンや、25年後の未来からやってきた男子学生・田村も登場している。さらに、ASIAN KUNG-FU GENERATIONによる主題歌「出町柳パラレルユニバース」が初披露されている。

後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION vo&g)コメント

中村佑介がキャラクターデザインを手がける森見作品に再度参加できたことを光栄に思います。「迷子犬と雨のビート」「荒野を歩け」とのつながりも考えつつ、僕たちが過ごした青春時代と、作品のなかの彼らの青春が並行に隔たったままどこかでつながりを持つような、そんな世界線を想像しながら曲を書きました。

■公開・配信情報
『四畳半タイムマシンブルース』
9月30日(金)より3週間限定全国ロードショー
ディズニープラスにて、独占先行配信(配信限定エピソード含む全6話順次配信)
キャスト:浅沼晋太郎、坂本真綾、吉野裕行、中井和哉、諏訪部順一、甲斐田裕子
原作:『四畳半タイムマシンブルース』森見登美彦著、上田誠原案(KADOKAWA刊)
監督:夏目真悟
脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)
キャラクター原案:中村佑介
音楽:大島ミチル
主題歌:ASIAN KUNG-FU GENERATION「出町柳パラレルユニバース」
アニメーション制作:サイエンスSARU
(c)2022 森見登美彦・上田誠・KADOKAWA/「四畳半タイムマシンブルース」製作委員会
公式サイト:https://kadobun.jp/special/yojohan-timemachine/
公式Twitter:@4andahalf_tmb

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