『悪女(わる)』今田美桜が果敢に挑んだ“派閥争い” 麻理鈴はふたたび窓際部署に逆戻り!?
「オウミが、荒れる……」
不穏な空気が漂うなか始まった『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?』(日本テレビ系)第7話は、オウミの社長が倒れたことで、峰岸(江口のりこ)とT・Oさん(向井理)が極秘で進めているプロジェクト「JK5(=オウミの女性管理職を5割に増やす計画)」が一気に本格化することになる。さらに、次期社長をめぐる“派閥争い”により社内はバチバチモードに。
次期社長候補の筆頭は、「JK5」を内諾している島田専務(小木茂光)。そして、対抗馬となるのが社長ジュニアの伝弥(野間口徹)だ。伝弥には、人望も過去の実績もないため、島田専務の方が優勢に見える。しかし、何が起こるか分からないのが社内政治だ。多くの若手は、できることなら関わりたくない……と思うだろう。小野(鈴木伸之)も、必死になって息を潜めようとしていた。
しかし、どんなことでも楽しむのが麻理鈴(今田美桜)スタイル。「何が起きているのか、私だって知りたいです!」と“派閥争い”に果敢に挑んでいく。きっと、麻理鈴は自分が所属する会社を愛せているのだろう。だから、どんなことでも吸収しようとする。省エネで働くのが最善とされつつある令和のいま、全力で楽しく働いている彼女の姿が、忘れかけていた大事な気持ちを思い出させてくれる。
そんな麻理鈴と対極にいるのが、伝弥が主導する「未来プロジェクト」に参加した根津(北乃きい)だ。「働くのって、お金のためでしょ?」と割り切っている彼女は、専業主婦になることを夢見ている。そのため、企画開発部の如月(味方良介)に結婚をちらつかされただけで、あっさりと伝弥のスパイになってしまった。伝弥の弱みを握り、如月に貢献するために頑張る根津。しかし伝弥がいい人すぎて、意気投合していくのが面白い。