クリス・ヘムズワース×マイルズ・テラー スリラー映画『スパイダーヘッド』6月17日配信

 クリス・ヘムズワースが主演・プロデューサーを務めるNetflix映画『スパイダーヘッド』が6月17日よりNetflixで独占配信開始されることが決定。あわせて予告編とキービジュアルが公開された。

 本作は、感情を操作する恐ろしい人体実験を行う天才的な男を描くミステリースリラー。物腰柔らか“風”だが怪しさ満点な刑務所の管理者を演じているのは、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の最新作『ソー:ラブ&サンダー』(2022年)が控えるヘムズワース。そして、人体実験を志願し、施設に波乱を巻き起こす男を、『セッション』(2015年)、『ファンタスティック・フォー』(2015年)、そして『トップガン マーヴェリック』(2022年)にも出演するマイルズ・テラーが演じる。監督を務めたのは、『トロン:レガシー』(2010年)、『オブリビオン』(2013年)、『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキー。さらに、『デッドプール』(2016年)、『デッドプール2』(2018年)の製作総指揮・脚本コンビ、レット・リース&ポール・ワーニックが脚本を務める。

 舞台は近未来。とある孤島に怪しく佇む、最新鋭の機能を備えた“スパイダーヘッド刑務
所”。“ある恐ろしい目的”を携えた天才的な男が管理するこの施設では、感情を操作する薬を投与するという人体実験が密やかに行われていた。服用した者は、笑いが止まらない、速攻で恋に落ちる、抑えきれない欲望や耐え難い恐怖を感じる―そして最悪の場合“死”が訪れるという副作用を持つ薬…...。

クリス・ヘムズワース主演『スパイダーヘッド』予告編 - Netflix

 公開された予告編では、そんな施設での実験の一端が垣間見える一方、美しい風景や建物、音楽とのコントラストが、物語の異質さを際立たせる。ある日施設にやってきたのは、後悔してもしきれない過去の罪に苦しむ男。罪から逃れる術を探し求め、治験への参加を自ら志願する。「遅れてすみません」とつぶやく男に対し、にこやかな表情で「遅くない」と返す、ヘムズワース演じる男。一見普通のやり取りだが、常に不可解さを醸している。「注入?」「承認」と言質を取られ、薬を投与された者たちはもれなく変貌。その様子を、人間ではなく単なる実験体を眺めるかのような表情で見つめる男の表情。男の口からは、「大勢の命を救える」「世界を変えられるんだ」と“正しさ”を感じさせるセリフも飛び出す一方で、次の瞬間映し出されるのは、血だけがこびりついた無人の部屋。「いい世界になる」と力説する男の行為は本当に正しいのだろうか。そして、男の“真の恐るべき目的”とは。

■配信情報
『スパイダーヘッド』
Netflixにて、6月17日(金)より全世界独占配信

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