吉田羊×大泉洋、加瀬亮主演作など 国内外の受賞歴を誇るWOWOWドラマ

『ドラマW 稲垣家の喪主』

『ドラマW 稲垣家の喪主』

 第9回WOWOWシナリオ大賞を受賞した小山ゴロの脚本を映画『賭ケグルイ』などの漫画原作作品が高く評価されている英勉がドラマ化した『ドラマW 稲垣家の喪主』は、小学2年生の少年・稲垣宙太(金成祐里)の視点から描かれる、笑って泣けるホームコメディ。

 葬儀の挨拶でしどろもどろになる父の姿を見て、自分のあがり症は遺伝だったのだと悟った宙太は、将来・喪主として挨拶することを避けるために、未婚でくすぶっている伯母・杏子(広末涼子)と叔父・脩二(森山未來)が結婚できるように奔走する。杏子は元キャリアウーマン、脩二は売れない漫画家としてそれぞれに事情を抱えており、冴えない日常と大人の恋愛が辛辣に描かれるのだが、宙太の子ども視点で描かれるため、とてもチャーミングかつコミカルな世界観となっている。未来の宙太(バカリズム)の喪主挨拶も見どころだ。第7回衛星放送協会オリジナル番組アワード オリジナル番組賞 ドラマ番組部門最優秀賞を受賞している。

『吉田羊×大泉洋「2020年 五月の恋」』

『吉田羊×大泉洋「2020年 五月の恋」』

 最後に紹介するのが、連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK総合)などで知られる岡田惠和のオリジナル脚本を、映画『トイレのピエタ』を監督した松永大司がドラマ化した『吉田羊×大泉洋「2020年 五月の恋」』。

 本作は、世界中に新型コロナウイルスが広がり、外出自粛となっていた2020年5月に、元夫婦のユキコ(吉田羊)とモトオ(大泉洋)が間違い電話をきっかけに久しぶりに会話を交わす様子を描いたドラマ。撮影自粛期間だったため、リモート収録のワンカット撮影。コロナ禍に対応する形で急遽作られた作品で、手法と物語も含め、2020年5月の空気が刻印された作品だ。今、改めて観ると当時感じていた先が見えない不安と、誰かと話したいと感じていた気持ちが蘇ってくる。WOWOWのYouTubeチャンネルとWOWOWメンバーズオンデマンド(※現・WOWOWオンデマンド)で毎話約13分ずつ配信された全4話の“ショート連続ドラマ”で、後にWOWOWでも放送。全話を再編集した「特別版」も作られた。東京ドラマアウォード2020の単発ドラマ部門で、優秀賞を受賞している。

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■WOWOWオンデマンドについて
スマホやPCでも見られるWOWOWオンデマンドはBS視聴環境が整っていなくてもネット環境があれば視聴可能。
さらに、無料トライアルも実施中。
申し込み月内は料金なしで体験可能。

■配信情報
『ドラマWスペシャル 人質の朗読会』
WOWOWオンデマンドにて配信中
配信ページ:https://wod.wowow.co.jp/program/M03202

『ドラマW 十月十日の進化論』
WOWOWオンデマンドにて配信中
配信ページ:https://wod.wowow.co.jp/program/M07443

『ドラマW この街の命に』
WOWOWオンデマンドにて配信中
配信ページ:https://wod.wowow.co.jp/program/M19208

『ドラマW 稲垣家の喪主』
WOWOWオンデマンドにて配信中
配信ページ:https://wod.wowow.co.jp/program/M16995

『吉田羊×大泉洋「2020年 五月の恋」』
WOWOWオンデマンドにて配信中
配信ページ:https://wod.wowow.co.jp/program/M45662

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