7月8日に日米同時公開を控える、クリス・ヘムズワースが主演を務める『マイティ・ソー』シリーズ第4弾『ソー：ラブ＆サンダー』。ジェーン・フォスター役を演じるナタリー・ポートマンの体づくりが話題になっている。

　先日披露された本作のポスターでは、選ばれしヒーローにしか持ち上げることができない“ムジョルニア”を掲げる、力強いジェーンの姿が描かれており、注目が集まった。

　マーベル・スタジオが贈る『ソー：ラブ＆サンダー』では、シリーズ第3弾『マイティ・ソー バトルロイヤル』（2017年）に続き、タイカ・ワイティティが監督を務め、主人公マイティ・ソー役を演じるヘムズワースのほか、ポートマンがジェーン役で再び登場する。

　ワイティティ監督は、EMPIREのインタビューでポートマンについて語り、これまでのシリーズ過去作で魅せたポートマンとは違う、新たな彼女の姿がみられるだろうと予告した。

　ワイティティ監督は、「ポートマンが戻ってきて、再び科学機器（研究機器）を持って歩き回るようなキャラクターではつまらないでしょう。ソーが飛び回っている間、彼女は地球に取り残され、『いつ戻って来るの？』と、そわそわしながらソーの帰りを待っている。それじゃつまらない。彼女も冒険の一部であってほしいのです」と語り、加えて「ポートマンは実生活においても、非常に面白い人です。少しおっちょこちょいですが、ユーモアのセンスに長けています。1作目ではそのような彼女の良さが十分に活かされていなかったと思うのです」とポートマンの人柄についてもコメントした。

　また、ジェーンのシリーズ復帰は、『マイティ・ソー／ダーク・ワールド』（2013年）以来となり、ワイティティ監督は、「約8年ぶりです。ジェーンは全く別の人生を歩んでいて、最愛の人が戻ってきたと思ったら、自分と同じ格好をしている。ソーは本当に混乱するのです」と、ソーとジェーンの再会について触れた。

　さらに、ジェーンの復帰に関する詳しい情報についてはまだ伏せられているが、ジェーンがソーのハンマーを握るというコンセプトは、2015年のジェイソン・アーロンが手掛けたコミック『ソー』（原題『The Mighty Thor』）ではじめて切り開かれており、ワイティティ監督は、「実際にストーリーを練り始めるまで、原作のストーリーラインを参考にするとは思っていませんでした。執筆していて、『ジェーンを物語に再登場させたらクールなのでは？』という感じだったのです」と、明かしている。

　また、EMPIREに掲載された画像には、ヘムズワースとポートマンが並び、2人の凛々しい姿が。ファンからのコメントでは、「ポートマンの腕！」「これをみて、自分が腕にこだわりがあることに気づいた」「どうして私にはポートマンのような腕がないのだろうと思いながら、ジムも行かずにコーヒーを飲んでいる」「腕すごい！　相当鍛えたんだろうな」など、ポートマンの鍛え上げられた腕について注目する声も多くみられた。

　ポートマンは、以前、VANITY FAIRのインタビューにて、撮影開始4カ月前から、トレーナーの指導のもと、ウエイトトレーニングとプロテインシェイクで筋力を付け、「これまでやったことのないような、ヘビーウエイトトレーニングをしました」と、役作りに励んだことを明かしている。

参照

https://www.hollywoodreporter.com/movies/movie-news/taika-waititi-natalie-portman-thor-love-and-thunder-mighty-thor-1235142602/https://www.empireonline.com/movies/news/thor-love-and-thunder-jane-foster-return-taika-waititi-exclusive/https://www.vanityfair.com/style/2021/08/natalie-portman-miss-dior-eau-de-parfumhttps://www.empireonline.com/movies/news/thor-love-and-thunder-jane-foster-return-taika-waititi-exclusive/https://www.vanityfair.com/hollywood/2022/05/natalie-portmans-bulked-up-thor-look-knocks-out-the-internet