『鎌倉殿の13人』「壇ノ浦の戦い」の見どころは? 小栗旬&CPが明かす菅田将暉のすごさ

 小栗が「まずはここを目指してきましたからね」と話す、今回の壇ノ浦の戦いだが、源平合戦が終わった後も、もちろん物語は続いていく。話題なのは、義時の息子・泰時を演じる坂口健太郎を筆頭とした新キャスト陣だ。義時の弟・時房を瀬戸康史、頼朝の息子で後の2代将軍となる頼家を金子大地、義時の正室・比奈を堀田真由、頼朝の娘・大姫の大きくなった姿を南沙良が演じる。第22~23回辺りで、義時は30代に入り、自身の立場にも大きな変化が現れる。親として、上に立つ者として義時は新たな人生を迎えることになるが、結局周りに振り回される立ち位置は変わらないようだ。

坂口健太郎が日本史上屈指の名宰相・北条泰時に 『鎌倉殿の13人』新キャラ場面写真公開

毎週日曜日に放送されているNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。このたび、これから登場するキャラクター5名の場面写真が公開された。…

 かつて三浦義村(山本耕史)は義時に「頼朝に似てきている」とその変化を指摘していたが、今後は義時自身にとっての“シビアな選択”も増えていく。上総広常(佐藤浩市)、源義高(市川染五郎)といった頼朝による無慈悲な粛清。その時、義時はただ涙を流すことしかできなかった。今後は、そんな涙すらも義時の中で枯れ果てていくと小栗は明かす。「頼朝が最終的に鎌倉をどのように作り上げていくのか、頼朝に付き従っていく義時が今までに振られていなかった仕事の中で様々な決断をしていく姿を見ていただけたらと思っています。その積み重ねによって、彼の中で徐々に迷いが減っていくことはある種のテーマだと思っているので」と小栗は今後のポイントを語った。


 源平最終決戦を経て、予測不能なエンターテインメント『鎌倉殿の13人』は、さらなるフェーズへと突入していく。

■放送情報
『鎌倉殿の13人』
NHK総合にて、毎週日曜20:00~放送
BSプレミアム、BS4Kにて、毎週日曜18:00~放送
主演:小栗旬
脚本:三谷幸喜
制作統括:清水拓哉、尾崎裕和
演出:吉田照幸、末永創、保坂慶太、安藤大佑
プロデューサー:長谷知記、大越大士、吉岡和彦、川口俊介
写真提供=NHK

関連記事