『トップガン』続編の上映に『アバター』も シネマコン2022での新情報を企業ごとに紹介

パラマウントは太っ腹に『トップガン』続編を丸々上映!?

 実はシネマコンは映画会社さんが与えられたプレゼンテーションの時間枠をどう使おうと自由らしく、パラマウントはなんと『トップガン マーヴェリック』のプレミア上映をしたらしいです。さらにトム・クルーズの『ミッション:インポッシブル』7作目、『Mission: Impossible: Dead Reckoning Part One(原題)』のフッテージも上映されました。そう、このタイトルも同時発表されたのです。そして「Part One」とついているからもわかるように、8作目にかけて“2部作”となる予定。

『トップガン マーヴェリック』(c)2022 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.

 「今年のシネマコンですごかったのはトム・クルーズ」という声も上がっており、『トップガン マーヴェリック』の出来栄えや『ミッション:インポッシブル』最新作の映像がすごかったんでしょうね。そして『トランスフォーマー/ビースト覚醒』の映像もお披露目。ハートウォーミングな『バンブルビー』から一転、かつての『トランスフォーマー』シリーズを思わせるド迫力映像だったと伝えられています。

ソニーからは『スパイダーマン』最新作の映像が公開

 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の大ヒットで興行界からも喝采をあびたソニー。アカデミー賞をとった『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』の20分ほどの映像がお披露目されました。本作は6つのバースをめぐるストーリーとのことです。このプレゼンテーションでは『ゴーストバスターズ:アフターライフ』の続編製作や、今年公開のブラッド・ピット出演×伊坂幸太郎原作の『ブレット・トレイン』のフッテージが上映。この『ブレット・トレイン』には人気ラッパー歌手バッド・バニーが出演してます。彼の登場シーンが紹介されたあと、このバッド・バニー出演でスパイダーマンのコミックに登場する超人プロレスラーを主人公にした『El Muerto(原題)』が2024年1月12日に米国で公開されることが発表されました。これまたサプライズなニュースでしたね。

ライオンズ・ゲートのステージにはキアヌ・リーブスが登場

 また、イベントの締めくくりを飾ったライオンズ・ゲートのステージでは、目玉作品の『John Wick: Chapter 4(原題)』から主演のキアヌ・リーブスと監督のチャド・スタエルスキが登壇しました。リーブスは彼との出会いを「1998年に『マトリックス』を撮影していた時だったね」と振り返りながら、彼と作り上げてきた『ジョン・ウィック』シリーズを「動きによってのみ生まれる格闘コレオグラフィーへの祝福と、バレエ的なアクションとストリーテリングの可能性」と形容詞しました。

 他にも『The Expendables 4(原題)』の映像や、『About My Father(原題)』からはロバート・デニーロらが登壇するなど、ゲスト盛りだくさんで最新作に関する情報が発表されました。

 今年のシネマコンは話題が豊富でした! これからの映画公開について業界が盛り上がるというのは嬉しいですね。

参照

https://www.hollywoodreporter.com/movies/movie-news/lionsgate-cinemacon-john-wick-4-expendables-1235137673/

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