誰もが嘘をついている!? 『THE BATMAN-ザ・バットマン-』キャラクターポスター公開

 3月11日に劇場公開されるDC映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のキャラクターポスターが公開された。

 本作は、クリストファー・ノーラン監督による『ダークナイト』トリロジー以来となるバットマンの単独映画。知能犯リドラーが社会に蔓延した“嘘”を暴いていく物語で、最後の標的は、若き日の青年ブルース・ウェイン。彼の“嘘”が暴かれ、本性が狂気に変貌していく姿が描かれる。ブルースを演じるのは、『ハリー・ポッター』シリーズや『トワイライト』シリーズ、『TENET テネット』などのロバート・パティンソン。未熟で、善と悪の間で揺らぐ人間味あふれるバットマンに挑む。

 本作では、未熟で等身大な青年ブルースは“バットマン”になって2年目。葛藤を抱えながらも模索する彼の成長過程にフォーカスされている。そんなブルース=バットマンを筆頭に、ゴッサムシティで、ひと癖もふた癖もある人物たちが一堂に介した。未熟なブルースを描いている本作だが、ヴィランたちもまた在りし日の姿として描かれ、自身の正義をもって生きる紅一点、キャットウーマンことセリーナ・カイルを演じるゾーイ・クラヴィッツは「絶望の中で世界を見た経験は、セリーナを演じる上で、とても手助けになった。彼女は、この街でそれでも生き残らねばならないから」と、コロナ禍での生活とゴッサムシティという腐敗した世界を重ね合わせて語った。

 狡猾な策略家でブルースを貶めようとするゴッサム・シティの闇に通じる男、ペンギン=オズを演じたコリン・ファレルは、『ゴッドファーザー』のフレドをモデルにしたと明かし、「誰からも認められず周囲から能力のない人間として見なされていたオズとコルレオーネ兄弟のなかで一番頼りにされてなかったフレドの姿が重なる」と語る。そして史上最狂の知能犯、リドラーは、SNSを駆使して市民を扇動し、世界の嘘を次々と暴いていく存在として描かれる。

 公開されたキャラクターポスターには、全員が彼の標的であるかのようにどの顔の上にも“UNMASKTHE TRUTH(真実を暴け)”と殴り書きされており、劇中でリドラーの残す意味深なメッセージのようなインパクトを与えている。正義と悪、敵か味方か、それぞれの境界線の揺らぎを表すかのようなモノトーンが、より一層不気味さを放つビジュアルとなっている。

バットマン
キャットウーマン
ペンギン
リドラー
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■公開情報
『THE BATMAN-ザ・バットマン-』
3月11日(金)劇場公開
監督:マット・リーヴス
脚本:マット・リーヴス、マットソン・トムリン
出演:ロバート・パティンソン、コリン・ファレル、ポール・ダノ、ゾーイ・クラヴィッツ、ジョン・タトゥーロ、アンディ・サーキス、ジェフリー・ライトほか
配給:ワーナー・ブラザース
(c)2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (c)DC
公式サイト:thebatman-movie.jp
公式TikTok:https://vt.tiktok.com/ZSe9TFCRM/

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