趣里、蜷川実花監督作『ホリック xxxHOLiC』出演 アヤカシに取り憑かれる客・美咲役に

 4月29日公開の映画『ホリック xxxHOLiC』に趣里が出演することが発表され、あわせてキャラクター写真が公開された。

 『週刊ヤングマガジン』で連載され、単行本の累計発行部数は1400万部を突破する創作集団・CLAMPの人気コミックを実写化する本作。刊行当時から原作のファンで、約10年にわたり映画化を熱望し構想を温めてきた蜷川実花が監督を務める。

 心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視えるという特殊な能力のせいで人と距離をとり、普通の生活を送りたいと願っている孤独な高校生・四月一日君尋(ワタヌキキミヒロ)を神木隆之介、どんな願いも叶えるという不思議な“ミセ”の女主人で、四月一日の能力を見抜き、対価と引き換えに彼の願いを叶えようと申し出る壱原侑子(イチハラユウコ)を柴咲コウが演じるほか、四月一日の同級生でクールでミステリアスな百目鬼静(ドウメキ・シズカ)役でSixTONESの松村北斗、心を閉ざしている同級生・四月一日に明るく接するツインテールの美少女・九軒(くのぎ)ひまわり役で玉城ティナが出演する。

 趣里が演じるのは、アヤカシに取り憑かれる女性客・美咲。知らず知らずのうちにアヤカシに取り憑かれてしまい、図らずもミセの女主人である侑子の元を訪れることになるキャラクターだ。対価を払えば願いを叶えてくれるミセに彼女が訪れることになった理由、そしてアヤカシに取り憑かれてしまった理由が描かれる。

 演じた美咲について、趣里は「自分を大きく見せようとすぐ嘘をついてしまう女性です。彼女には取り憑かれてしまう時にアヤカシが見えて別世界のことのように思うと同時に、一歩間違えてしまうと普段の私たちもそうなりかねないという危うさを感じました」と話し、また蜷川組については「遠い世界のようで身近にも感じられる実花さんの作品が好きで、ずっと憧れていたのでTHE蜷川組を体験できたことはすごく嬉しかったです!」と初参加の喜びを語った。

 なお、公開されたキャラクター写真は、蜷川監督の撮り下ろし。何かを抱えていそうな表情でこちらを見つめる美咲の姿が切り取られている。

■公開情報
『ホリック xxxHOLiC』
4月29日(金)全国公開
監督:蜷川実花
出演:神木隆之介、柴咲コウ、松村北斗、玉城ティナ、DAOKO、モトーラ世理奈、趣里
原作:CLAMP『xxxHOLiC』(講談社『ヤングマガジン』連載)
脚本:吉田恵里香
音楽:渋谷慶一郎
配給:松竹 アスミック・エース
製作:映画「ホリック」製作委員会
(c)2022映画「ホリック」製作委員会 (c)CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
公式サイト:xxxholic-movie.asmik-ace.co.jp
公式Twitter:@xxxHOLiC_movie
公式Instagram: @holic_movie.official

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