桐山照史、小瀧望、菊池風磨ら 1月クールドラマ注目のジャニーズ俳優をピックアップ
1月期ドラマのスタートを目前に控え、賑わいを見せている昨今。今期もジャニーズたちが様々な作品に出演する。そこで本稿では、今期ドラマに出演するメンバーの中から、注目すべきジャニーズにフォーカスしたい。
グループから今期3名がドラマに出演と勢いに乗るジャニーズWEST。桐山照史は、1月15日22時スタートの日本テレビ系新土曜ドラマ『逃亡医F』で、主演の成田凌演じる脳外科医・藤木の後輩、長谷川輝彦役を務める。桐山が日テレ系ドラマにレギュラー出演するのは2008年放送『ごくせん(第3シリーズ)』以来、約14年ぶり。ドラマ出演はちょうど昨年の1月期にテレビ東京系列の深夜ドラマ「ドラマホリック!」枠の『ゲキカラドウ』での主演以来、1年ぶりとなる。
今回の新ドラマ出演にあたり、当時お世話になったスタッフの存在に触れた桐山。番組公式サイトでは「懐かしい気持ちと、成長を見てもらえるということを本当に嬉しく思います」とコメント。この14年もの間、ライブに音楽作品のリリース、バラエティ番組への出演とグループとして活動を積み重ねてきた。単独でも舞台やドラマ、バラエティでは特技を発揮したり、ライセンスを取得したりと様々な経験を積んできただけに、一回りも二回りも大きく成長した桐山が見られそうだ。自身が演じる長谷川について「長谷川はすごくまっすぐな人間ですが、一癖も二癖もある登場人物たち、そして渦巻く陰謀の中で、長谷川がこれからどう翻弄されていくのか」と語っていたが、『ゲキカラドウ』でも桐山演じる猿川健太を取り巻くのは、辛口な取引先を筆頭に、辛口な登場人物ばかり。その中で“こんな同僚がいてくれたら”と思う親しみのある役どころだった。本作でも一癖ある人物が登場するようだが、彼らを前にどう演じるのか、注目したい。
1月15日23時30分スタートの『鹿楓堂よついろ日和』(テレビ朝日系)で主演を務めるのが小瀧望。ちなみに、主題歌はジャニーズWEST「黎明」に決定している。かねてから様々なドラマに出演してきた小瀧は、嵐の大野智や相葉雅紀、Hey! Say! JUMPの山田涼介ら先輩との共演も多く、ラブストーリーからコメディドラマまで作品のジャンルを問わず、着実に俳優としての経験を積んできた。また、舞台の場においても2020年上演の主演舞台『エレファント・マン』で演じたジョン・メリック役で、第28回読売演劇大賞の杉村春子賞、優秀男優賞を受賞と高い評価を得ている。土曜日の夜をジャックするかのように、ジャニーズWESTメンバー2人の活躍によってグループの勢いを見せつけることになりそうだ。
また、1月24日スタートのシンドラ枠第18弾『恋の病と野郎組 Season2』(日本テレビ)で、多数のジャニーズJr.と共演するのがジャニーズWESTの濱田崇裕。教師役での出演だ。
本作は、2019年にBS日テレでSeason1が放送され、出演者の再編を経て地上波へ進出。キャストには、HiHi Jetsの高橋優斗、猪狩蒼弥、作間龍斗、美 少年の岩崎大昇、7 MEN 侍の中村嶺亜、少年忍者からは内村颯太、黒田光輝、川崎星輝、織山尚大、川崎皇輝、Aぇ! group(関西ジャニーズJr.)の正門良規が顔を揃える。
濱田は昨年7月期の同枠で『武士スタント逢坂くん!』で単独初主演を務めたばかり。昨年11月に放送された連続ドキュメンタリー『RIDE ON TIME』(フジテレビ系)のジャニーズWEST特集回では、『武士スタント逢坂くん!』撮影中に、実はぎっくり腰を患っていることが明かされた。そんな様子は劇中はもちろん、数々の番宣でもおくびにも出さずにいた。撮影後、立ち上がる際に「すみません、助けてもらいます」と声をかける姿が印象的だった。今回、教師役としてだけではなく、後輩の奮闘を見守り、俳優としての背中を見せる役割も担っているのではないだろうか。