上白石萌音が10年後に立った憧れの舞台 『カムカム』で少女から母親へ自然な変化
ここまでの『カムカムエヴリバディ』は戦中・戦後という背景上、辛い場面も多いが、るいはいつでも明るい声や笑顔、愛くるしい表情を見せてくれ、私たち視聴者を安心させてくれる。きっとこれは上白石が撮影以外でもるいとの関係性を大事にしてきたからこそ、見られるものなのだろう。そしてそのるいとふれあっている上白石も、るいに導かれるように母親として成長していったのではないだろうか。
かつて、朝ドラ『おひさま』(2011年)を見てから井上真央に憧れていることを語っていた上白石(※参考)。 ちょうど10年後、彼女は今、憧れの人と同じ舞台に立っている。これから安子は一人の女性として、母親としてどう生きていくのだろうか。同時に上白石はどんな女優になっていくのだろうか。そんなふうに思いを馳せてしまう。
※1参考
『舞妓はレディ』の上白石萌音は胎教からずっと音楽漬け! 最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS(https://moviewalker.jp/news/article/50211/)
■放送情報
NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
出演:上白石萌音、深津絵里、川栄李奈ほか
脚本:藤本有紀
制作統括:堀之内礼二郎、櫻井賢
音楽:金子隆博
主題歌:AI「アルデバラン」
プロデューサー:葛西勇也・橋本果奈
演出:安達もじり、橋爪紳一朗、松岡一史、深川貴志、松岡一史、二見大輔、泉並敬眞ほか
写真提供=NHK