『スパイダーマン』第3作にクレイヴン・ザ・ハンター登場の構想? トム・ホランドが明かす

 トム・ホランドが、ジョン・ワッツ監督との『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の構想中に、クレイヴン・ザ・ハンターが登場するアイデアがあったことをColliderのインタビューで明かした。

 ホランドが主演を務め、ワッツが監督を務める『スパイダーマン』シリーズ最新作となる本作は、『スパイダーマン2』(2004年)に登場したドック・オクことDr.オットー・オクタビアス、『アメイジング・スパイダーマン2』(2014年)に登場したエレクトロ、『スパイダーマン』(2002年)に登場したグリーンゴブリン、『スパイダーマン3』(2007年)に登場したサンドマン、『アメイジング・スパイダーマン』(2012年)に登場したリザードら、過去シリーズに登場したヴィランたちが登場することが明らかになっている。

 ホランド、ゼンデイヤ、ジェイコブ・バタロンの3人は、マーベルのマルチバース化計画を少なくとも2、3年前から知っており、その大がかりな計画がうまくいかないと思っていたとのこと。その頃、ワッツ監督は、スパイダーマン3作目のための布石を打っていた。それがクレイヴン・ザ・ハンターの存在である。

 ゼンデイヤは「最初にマルチバースの話を聞いたとき『いいね、でもそんなことは絶対に起こらないでしょ』って思った」とコメント。さらにホランドは「クレイヴンを描いた映画は3作目になる予定だったけれど、色々うまく進まなくて。ワッツ監督がクレイヴンの映画について僕に話してくれたけど、実はこれがすごくクールだったんだ。この先、映画が実現しなかったときのことを考えると話したくはないけれど、楽しかったよ」とワッツ監督が『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の続編のために、具体的にクレイヴン・ザ・ハンターを描くアイデアがあったことを打ち明ける。

 クレイヴン・ザ・ハンターが実写映画に登場することは明らかになっているが、MCUの正式な作品ではなく、『ヴェノム』や『モービウス』などと同様、ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)のひとつとしての作品となる。ソニーが2021年5月に、アーロン・テイラー=ジョンソンが主演でクレイヴン・ザ・ハンターを演じると発表しているのだ。映画『クレイヴン・ザ・ハンター』は、アート・マーカム、マット・ホロウェイ、リチャード・ウェンクが脚本を担当し、2023年1月13日に全米公開を予定している。

※参考
Spider-Man: No Way Home Was Almost a Kraven the Hunter Movie
https://collider.com/spider-man-no-way-home-kraven-the-hunter-tom-holland-comments/

■公開情報
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
2022年1月7日(金)全国ロードショー
出演:トム・ホランド、ゼンデイヤ、ベネディクト・カンバーバッチ、ジョン・ファヴロー、ジェイコブ・バタロン、マリサ・トメイ、アルフレッド・モリーナ
監督:ジョン・ワッツ
脚本:クリス・マッケナ、エリック・ソマーズ
製作:ケヴィン・ファイギ、エイミー・パスカル
配給:ソニー・ピクチャーズ
原題:Spider-Man: No Way Home
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