『ワンナイト・モーニング』2022年ドラマ化 監督は柿本ケンサク、脚本は蛭田直美が担当

『ワンナイト・モーニング』ドラマ化決定

 奥山ケニチの漫画『ワンナイト・モーニング』がWOWOWにて2022年にドラマ化されることが決定した。

 原作漫画は、ある男女が一夜を過ごし、“ささやかな朝ごはん”を共にする時間を描いた新しいグルメラブストーリー。「恋愛」と「食欲」をテーマに展開され、恋人、友人、セフレ、かつて想いを馳せたあの人と儚くも際どい様々な関係性にあるカップルたちの普遍的な“ワンナイト(一夜)”と、心と肉体の“足りない部分”を満たすかのように過ごす“モーニング(朝食)”の時間が、全8話で紡ぐオムニバスドラマとして描かれる。

 監督・撮影を担当するのは、映画『恋する寄生虫』などの柿本ケンサク。ドラマ『これは経費で落ちません!』(NHK総合)などの蛭田直美が脚本を手がける。

 ドラマ化決定を記念して、奥山による描き下ろしイラストも公開された。

コメント

奥山ケニチ(原作者)

最初にドラマ化決定の連絡を受けた時、夢を見てるのではないか、と思いました。頭が真っ白になって、ついには「自分の漫画がドラマ化…? いやいやそんな上手い話があるわけない。きっとどこかのタイミングでドッキリ大成功という札を『テッテレー』と出されるんじゃないか」などと疑ってしまうほどでした。

しかし、原作より更にドラマが深くなった脚本を読ませていただき、撮影現場での、監督、キャストの皆さん、スタッフの方々の物作りに対する真摯な姿を見させていただくなかで、半信半疑な気持ちは消し飛び、夢じゃない、本当にドラマになるんだ、この光景一生忘れないだろうな、とひたすら感動していました。

コロナ禍できっと普段の何倍も大変な中、映像化を実現してくださった関係者の皆様、そして何よりいつも応援してくれる読者の皆さま、本当にありがとうございます。心から感謝しております。

ドラマとっても楽しみです!!

柿本ケンサク(監督・撮影)

この作品は“1”に満たない0.4や0.5位の未だ何者でもない者達が、“1”になれるかどうかのきっかけを手にするかもしれない、ある夜から朝にかけての物語です。不器用で、素直になれない若者が一歩踏み出す時、朝は輝き始めます。それはきっと、誰もが抱いている迷いや不安を取り除く、小さくも強い力や、勇気を与える物語になると信じています。
まるでダイヤの原石のような8つのストーリーを、近い将来、日本を背負って立つ若い世代を代表する実力ある俳優達が演じます。僕はその全てを監督、撮影させて頂く機会を得ました。こんなに光栄なことはありません。その魅力を余すことなく全身全霊でフィルムに閉じ込め、今しか出来ない表現へと全力で挑みます。
溢れんばかりのエネルギーをぜひ感じ取っていただきたいと思います。

■放送・配信情報
『WOWOWオリジナルドラマ ワンナイト・モーニング』
WOWOWにて、2022年放送・配信
原作:奥山ケニチ『ワンナイト・モーニング』(少年画報社刊)
脚本:蛭田直美
監督・撮影:柿本ケンサク
⾳楽:愛印
製作:WOWOW、ダブル・フィールド
(c)奥山ケニチ/少年画報社

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