『ワイスピ』関係者、ドウェイン・ジョンソンに復帰を求めたヴィン・ディーゼルに反応
ドウェイン・ジョンソンのビジネスパートナーであり、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』でプロデューサーを務めたハイラム・ガルシアが、先日ヴィン・ディーゼルが投稿したドウェイン・ジョンソンのシリーズ復帰を願う投稿について口を開いた。『ワイルド・スピード』シリーズは、最新作『ジェットブレイク』が最終3部作の1作目として公開されたこともあり、完結まで残り2作という状況。すでに『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』では、ファンのお気に入りだったハン(サン・カン)などの過去のキャラクターが復帰している。
ジョンソン演じるルーク・ホブスはアメリカ外交保安部の捜査官、特別捜査班のトップとして『ワイルド・スピード MEGA MAX』にて初登場。国際指名手配犯のドム(ヴィン・ディーゼル)たちを追う立場だったが、後に結託し、以降の登場作では仲間としてミッションに参加していた。しかし、『MEGA MAX』以降の4作に登場したのち、メインサーガからは離脱。スピンオフである『ワイルド・スピード/スーパ コンボ』で主役となったが、同作出演を機にシリーズから卒業することを発表していた。
そして今回、ジョンソンが出演したNetflix映画『レッド・ノーティス』のプロモーションの最中、ガルシアはディーゼルが彼の復帰を次回作で望んでいるという趣旨の投稿に対し、ジョンソン本人がどう感じたかを米メディアScreen Rantに語った。曰く、『ワイルド・スピード』サーガへの復帰について考えるのは難しいが、ディーゼルの投稿自体には感謝している、とのこと。加えて、ジョンソン本人にこの件についてDMが送られていたとしても驚かないと語った。
ディーゼルとジョンソンの間には、長い間深い確執があり、10月にはジョンソンが米Varietyへのインタビューにて、過去にディーゼルを批判したときスタッフに感謝されたと話していた。しかし、ディーゼル側からは『ジェットブレイク』の公開前にInstagramにて自身が演じるドムの写真を投稿。その背景にジョンソンが映っていることから、不仲であるのにわざわざ彼の映り込む写真を投稿したことが“休戦”を意味しているのではないかとファンの間では囁かれていた。この時から、ディーゼル側は今回の復帰懇願につながる彼との関係修復を目論んでいたのかもしれない。