花澤香菜、『劇場版 呪術廻戦 0』祈本里香をどう演じる? 緒方恵美とのレア共演も

 公開が迫る『劇場版 呪術廻戦 0』(12月24日公開)。公式ホームページで公開されたティザー映像では、婚約指輪を真ん中に向かい合う主人公・乙骨憂太と特級過呪怨霊となる前の祈本里香の姿が、ドラマチックなサウンドと共に描かれて話題に。乙骨憂太を緒方恵美が演じることに続き、祈本里香を花澤香菜が務めることも発表されて注目だ。花澤は、『鬼滅の刃』の甘露寺蜜璃、『化物語』シリーズ(『〈物語〉シリーズ』)の千石撫子、『五等分の花嫁』の中野一花など人気アニメキャラクターを数多く演じている。花澤が演じる祈本里香とはどんなキャラクターなのか、花澤が演じるという部分でどういったところが注目なのか。

『劇場版 呪術廻戦 0』特報【12月24日(金)公開】

里香の恐ろしさとピュアさをどう演じる?

 『劇場版 呪術廻戦 0』は、TVアニメ『呪術廻戦』の前日譚で、乙骨憂太の成長と特級過呪怨霊となった祈本里香が祓われるまでの物語が描かれている。『呪術廻戦』でお馴染みの禪院真希、狗巻棘、パンダが東京都立呪術高等専門学校1年生だった時のエピソードで、人気キャラクターである五条悟やまだ額に傷のない夏油傑が登場することでも人気だ。

 主人公である乙骨と幼少期に結婚を誓い合った間柄であった里香は、交通事故で命を落として特級過呪怨霊となり乙骨に取り憑く。乙骨に害を及ぼす者をことごとく殺してしまう里香を恐れ、すべてを諦めていた乙骨だったが、五条の導きによって、里香の呪いを解くために呪術高等専に通うようになる。そこへ里香の力を利用しようとする、特級呪詛師・夏油が現れて戦いになっていく。

 特級過呪怨霊となった里香は、非常に恐ろしい見た目。原作では、濁点だらけのおどろおどろしいうめき声を上げる。しかし、原作で五条の「愛ほど歪んだ呪いはない」という台詞がある通り、乙骨をピュアに愛する一途な面も持っており、乙骨の呼びかけに応じる姿にはかわいらしさも感じる。回想シーンでは生前の美少女だった頃の里香の姿も描かれ、頬を赤らめて乙骨と結婚を誓うシーンもあるなど、特級過呪怨霊である恐ろしい里香と美少女の里香という2つの面があり、花澤がそれをどう演じ分けるかは見どころの1つだろう。

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