Netflixでドキュメンタリーも配信 現在のブリトニー・スピアーズを取り巻く問題とは
9月28日からNetflixオリジナルドキュメンタリー『ブリトニー対スピアーズ -後見人裁判の行方-』が配信される。

ブリトニー・スピアーズが後見人制度下に置かれるまで
1998年、当時16歳だったブリトニーは『ベイビー・ワン・モア・タイム』でデビューした。この曲は全世界で915万枚の売り上げを記録。その後も『ウップス!…アイ・ディド・イット・アゲイン』(2000年)や『トキシック』(2004年)など、次々とヒットを飛ばし、またたく間にポップ界のスターになる。しかしその私生活は波乱万丈で、1999年頃から交際していたジャスティン・ティンバーレイクとは2002年に破局。2004年には酔った勢いで幼なじみとラスベガスで結婚し、すぐに婚姻無効を申請するという騒動を起こした。その直後、ダンサーのケヴィン・フェダーラインと結婚し2児の母となるが、2006年に離婚。当初は共同親権を保有していたものの、2007年ごろから彼女の“奇行”が目立つようになり、親権を剥奪されてしまう。今のようにメンタルヘルスケアの重要性が浸透していなかった2000年代、精神的に不安定になっていたブリトニーは、マスコミの格好の標的となってしまった。2008年初頭、彼女は「自身もしくは他の人たちに危険を及ぼす可能性がある」としてUCLA病院の精神病棟に入院。そして退院時、父ジェイミーがブリトニーの後見人となる。