『スイング・ステート』ナターシャ・リオンのインタビュー映像公開 作品の魅力を語る

 9月17日に公開されるスティーヴ・カレル主演映画『スイング・ステート』に出演するナターシャ・リオンのインタビュー映像が公開された。

 ブラット・ピットが製作総指揮を務め、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『バイス』のPLAN Bが贈る本作は、大統領選でトランプに大敗した民主党選挙参謀が、起死回生を狙って田舎の町長選挙で大波乱を巻き起こすコメディ映画。16年間にわたりコメディ・セントラルの『ザ・デイリー・ショー』の司会を務め、アカデミー賞でも2度司会を担当したジョン・スチュワートが監督・脚本を務めた。

 大敗した民主党ヒラリー陣営の選挙参謀ゲイリー・ジマー(スティーヴ・カレル)は、農村部の票を取り戻す秘策として、YouTube動画で話題の人物を田舎の町長選挙に立候補させる。すると共和党は、対立候補の元にゲイリーの宿敵=トランプの選挙参謀、フェイス・ブルースター(ローズ・バーン)を送り込んできた。その日から、町長選をめぐるゲイリーVSフェイスの戦い、否、民主党VS共和党の巨額を投じた「仁義なき代理戦争」の幕が切って落とされた。

 リオンは、Netflixオリジナルドラマシリーズの『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のニッキー役で話題を集め、同じくNetflixの『ロシアン・ドール:謎のタイムループ』では主演・原案・製作を担当。同作はプライムタイムエミー賞の主演女優賞など13部門にノミネートされ、シーズン2の制作も決定した。さらに『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のライアン・ジョンソン監督が初めて手がける新テレビシリーズ『Poker Face(原題)』の主演にも抜擢された。

映画『スイング・ステート』ナターシャ・リオンのインタビュー映像

 そんなリオンはインタビュー映像で、カレルとの共演や本作の魅力について語る。コメディ要素の重要性について「コメディや芸術を用いてより鮮明に問題を描き出すことができる。自分たちの置かれた状況の不条理さをね。(中略)何がバカらしくて何が賢明かを示す」と話し、「本作もこのやり方をうまく使っている」と続けた。カレルについては「ジョン(監督)とスティーヴのしゃれたやり取りを聞いてるだけで、その場にいられることを幸せに思った。一流の俳優やコメディアンの集まりよ」と喜びを明かした。映像内ではそのほかにも演じた役柄やスチュワート監督についてリオンが語っている。

■公開情報
『スイング・ステート』
9月17日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国ロードショー
出演:スティーヴ・カレル、クリス・クーパー、マッケンジー・デイヴィス、トファー・グレイス、ナターシャ・リオン、ローズ・バーン
監督・脚本:ジョン・スチュワート
配給:パルコ、ユニバーサル映画
2020年/アメリカ/102分/カラー/ヴィスタ/原題:Irresistible
(c)2020 Focus Features, LLC. All Rights Reserved
公式サイト:swingstate-movie.com

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