ディーン・フジオカは“巻きの王子様”? 『推しの王子様』現場では筋トレ講座開講も

 7月15日より放送がスタートするフジテレビ系ドラマ『推しの王子様』の第1話完成報告会が7月12日にオンラインで開催され、比嘉愛未、渡邊圭祐、ディーン・フジオカ、白石聖が登壇した。

 本作は、女性向け恋愛ゲームを手がける「ペガサス・インク」の社長・日高泉美(比嘉愛未)が、突然、目の前に現れた五十嵐航(渡邊圭祐)を理想の男性に育てるべく奮闘する日々をオリジナルストーリーで描くロマンティック・コメディー。

 「役者人生15年で、初めてラブコメディーが来たなという思いで嬉しかった」と挨拶した比嘉は、「現場の空気感がすごくいい」と充実の表情。「オファーをいただいてから(撮影まで)1週間もなかったので、ある意味、役作りができなかったんですけど、しなくてよかったなと今では思います」と話し、「柔軟にみんなとのセッションを楽しめるような状況が最初から出来ていて、このチームだったら大丈夫だっていう安心感もあった」と振り返った。

 続いて、「無作法、無教養、人を好きになったことがない。ないないづくしの残念すぎる王子様役」と紹介された渡邊は「言葉で言われると響きますね」と苦笑いしつつ、「体力はあるけど、何かに向かう目標を持っていない役。それって僕が高校時代とか大学時代に、“その日その日に楽しいことを”と考えていた感覚に近いなと。懐かしくて、楽しい時間を過ごさせていただいています」と微笑んだ。

渡邊圭祐

 また、「ペガサス・インク」の副社長を演じるディーンが、「きっちりやることはやって、現場を巻いて」と語ると、「また言ってる」と比嘉。「朝、『よし、今日も巻いてこう』って“巻きの王子様”の挨拶をしてくれるんです」という比嘉に、ディーンは「ずっと仕事してると効率が下がってくると思うので、やることはやって1秒でも早く帰らせる。それによって、ドラマのクオリティにも貢献できるのかなと。決して自分が早く帰りたいわけじゃない(笑)」と、現場管理を務める“副社長”という役柄とリンクさせて撮影に臨んでいることを明かした。

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