『東京ゴッドファーザーズ』で松岡昌宏と共演 夏子が語る、“芝居の原点”舞台への強い思い

「お芝居をもっとしたい」

ーー舞台に初めて出演したときと比較して、夏子さんご自身の成長は感じていますか?

夏子:もともとお芝居に対しては苦手意識が強かったんです。でも、2年前に舞台『BACKBEAT』(翻訳・演出:石丸さち子)で、初めて舞台に立たせていただいて、公演が終わったあとに「悔しい」「もっとやりたい」「お芝居をもっとしたい」とやっと気づきました。そこからは少しは成長しているのではないかと思います。「成長していてほしい」という願望も込みですが(笑)。

ーー最後に、本作に興味を持っている人たちにメッセージをお願いします。

夏子:ものすごく面白い作品になっていると日々稽古をしていて感じています。大変な今の状況も全て反映されていますが、一方でそんな暗いことが多い今を笑い飛ばせるくらいに痛快な作品になっています。きっと、観に来てくださったお客様を元気にすることができると思います。

■公演情報
『東京ゴッドファーザーズ』
5月12日(水)〜30日(日)まで、新国立劇場 小劇場にて上演
※5月2日(日)~11日(火)の公演は中止
※全国公演(愛知・兵庫・群馬)あり
原作:今敏 
上演台本:土屋理敬 
演出:藤田俊太郎
出演:松岡昌宏、マキタスポーツ、夏子、春海四方、大石継太、新川將人、池田有希子、杉村誠子、周本絵梨香、阿岐之将一、玲央バルトナー
芸術監督:小川絵梨子 
主催:新国立劇場
料金:本公演  A席 7,700円  B席 3,300円(税込)
プレビュー公演  A席 5,500円  B席 2,200円(税込)
公演詳細:https://www.nntt.jac.go.jp/play/tokyo-godfathers/

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