『科捜研の女 ‐劇場版‐』キャスト8名発表 若村麻由美、風間トオルらレギュラー陣が再集結

 沢口靖子主演映画『科捜研の女 ‐劇場版‐』に、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、西田健、渡部秀、山本ひかる、石井一彰が出演することが発表された。

 京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く『科捜研の女』シリーズ。“最新の科学捜査テクニック”と“人間ドラマ”が絡みあうミステリーとして、1999年のスタート時から根強い人気を誇り、現行のテレビドラマでは最も長く続いている長寿シリーズとなる。

 本作では、ドラマシリーズの魅力そのままに、映画だからこそできる物語の仕掛けを脚本の櫻井武晴が施す。世界同時多発不審死事件から始まる最難関の事件、現代最新科学では絶対に解けないトリックを操るシリーズ史上最強の敵がマリコたちの前に立ちはだかる。

 物語最初の事件現場に居合わせた洛北医大の解剖医・風丘早月役の若村は、シリーズ初の映画化に際して「驚きが隠せません!」と興奮気味に話し、「風丘早月としては今回、冒頭から事件に絡むので、その動揺と職務を果たす心情が見所です」とストーリーの一片を明かす。

 今回発表されたのは、テレビシリーズのレギュラーキャストである8名の出演者。科捜研の一員としてクレバーで頼れる化学研究員・宇佐見裕也役を演じる風間は、「シリーズの最後を映画で締めるというのもかっこいいなと思いました」とこの劇場版を長期シリーズの集大成と位置付け、さらには「映画は、より大勢の方に『科捜研の女』を観てもらえるチャンスだと思い、いつもよりも少し気合が入りましたね」と意気込みを語った。

 京都府警刑事部からは、厳格な性格で仏頂面だが部下思いの一面もある刑事部長・藤倉甚一役の金田が「劇場は私たち出演者と観客の皆さんが一緒に作り上げていく時間と空間だと思っています」とコメントしている。

 破天荒なマリコや個性的な研究員に振り回されながらも、精一杯職務を全うする科捜研所長兼文書研究員・日野和正役の斉藤は「21年ですか……もしかすると誰もこんなに続くなんて思ってなかったんじゃないですかね(笑)」と言いながらも、映画化への喜びと感謝を熱く語った。別人物の役を含めると、主演・沢口以外で唯一シーズン1から出演している斉藤は、「劇場版では、科捜研メンバーの日常もそれぞれちゃんと描いているので、ファンの方にはたまらない作品になる」と明かした。

 京都府警のトップに君臨する本部長・佐伯志信役の西田は「スタッフ、キャスト念願の劇場版だと思います」と改めて関係者を労うとともに、「今回の劇場版は集大成として、事件への興味と同時に、マリコを中心とした大きな大きなホームドラマとしても楽しんでいただけると嬉しいですね」と本作へのイントロダクションを示した。

 誰にでもタメ口で甘いもの好きな愛されキャラながら、科学捜査に対しては常に実証最優先の立場を崩さない物理研究員・橋口呂太役の渡部は「長寿シリーズ待望の映画化にレギュラーキャストとして参加できることに喜びと責任を感じ、大いに奮い立ちました」と話し、「テレビとは違う壮大なスケールで描かれるので、呂太はいつも以上にテンション高めです(ハート)」と本作の完成度の高さを匂わせた。

 あらゆるメカを愛し、サイバー捜査の道にも明るい映像データ研究員・涌田亜美役の山本は「映画化が決まった時は心の底から『よっしゃ! きたー!』って、めちゃくちゃ嬉しかったです」と素直に喜びを表した上で、「この映画を観ずに『科捜研の女』は語れません!」と力強く推す。

 土門の相棒として西へ東へ奔走する捜査一課刑事・蒲原勇樹役の石井は、「皆さんとの何気ない会話からも、劇場版への特別な闘志や気迫をいつも以上に感じました」と共演キャストの並々ならない気合いについても言及。さらに、「豪華ゲストや京都の美しい景色の映像美で、ドラマでは見られないような特別な『科捜研の女』になっています」と劇場版のスケールの大きさについて語った。

コメント全文

若村麻由美(風丘早月役)

2008年からテレビシリーズに参加して早13年。初の映画化に驚きが隠せません!風丘早月としては今回、冒頭から事件に絡むので、その動揺と職務を果たす心情が見所です。そして劇場版で起こる、「マリコどうなっちゃうの!?」というかなり衝撃的な展開は見逃せません!シリーズの集大成を、必ず劇場でご覧ください!

風間トオル(宇佐見裕也役)

いよいよ来たな! という感じでした。20年続いた上に、21年目のシリーズの最後を映画で締めるというのもかっこいいなと思いました。映画は、より大勢の方に『科捜研の女』を観てもらえるチャンスだと思い、いつもよりも少し気合が入りましたね。
見どころはやはり……マリコがどうなってしまうのか? 20年目を経て、初めてのハラハラの展開が待っているので、是非、楽しみにして頂きたいですね。

金田明夫(藤倉甚一役)

大きなスクリーンで『科捜研の女』の映画を見てみたいという想いはSEASON13の出演以来ずっとありましたから、映画化の話を聞いたときは「遂に来た!」と嬉しく思いました。劇場は私たち出演者と観客の皆さんが一緒に作り上げていく時間と空間だと思っています。映画を観終わった後の皆さんの顔を見るのを何よりも楽しみにしております。

斉藤暁(日野和正役)

21年ですか……もしかすると誰もこんなに続くなんて思ってなかったんじゃないですかね(笑)だからこそ今回の映画化は、本当にありがたいですし嬉しいです。劇場版では、科捜研メンバーの日常もそれぞれちゃんと描いているので、ファンの方にはたまらない作品になると期待していますし、正直あまり言えないですが、マリコくんがとんでもないことをしますよ!

西田健(佐伯志信役)

スタッフ、キャスト念願の劇場版だと思いますので、素直に嬉しいです。8シーズンも演じていますが、毎年出番が少ない中で、破天荒で部下を困らせたり、時々優しかったり、色々な面がある佐伯本部長という人物を演じる時は毎回大変です(笑)
今回の劇場版は集大成として、事件への興味と同時に、マリコを中心とした大きな大きなホームドラマとしても楽しんでいただけると嬉しいですね。

渡部秀(橋口呂太役)

長寿シリーズ待望の映画化にレギュラーキャストとして参加できることに喜びと責任を感じ、大いに奮い立ちました。劇場版は、テレビとは違う壮大なスケールで描かれるので、呂太はいつも以上にテンション高めです(ハート)
「マリコどうなっちゃうの!?」というハラハラ感と、映画に込められたマリコの「決断」にも注目してほしいです!

山本ひかる(涌田亜美役)

映画化が決まった時は心の底から「よっしゃ! きたー!」って、めちゃくちゃ嬉しかったです。沢口さんはもちろん、みんなが待ち望んだ劇場版だけあって、たくさんの想いが詰まった集大成になっています! 京都の美しい景色を大きなスクリーンで堪能して頂きながら、“マリコのとんでもない姿”に是非ご注目頂きたいです! この映画を観ずに『科捜研の女』は語れません! お楽しみに!

石井一彰(蒲原勇樹役)

初の映画化であり、『科捜研の女』の集大成です。皆さんとの何気ない会話からも、劇場版への特別な闘志や気迫をいつも以上に感じました。豪華ゲストや京都の美しい景色の映像美で、ドラマでは見られないような特別な『科捜研の女』になっています。
ずっと応援してくださっている方はもちろん、最近ドラマを見始めた方もとてもワクワクする作品になっていますのでお楽しみに。

※榊マリコの「榊」は木偏に神が正式表記
※兼崎涼介の「崎」はたつさきが正式表記

■公開情報
『科捜研の女 -劇場版-』
9月3日(金)全国公開
出演:沢口靖子、内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、西田健、渡部秀、山本ひかる、石井一彰ほか
脚本:櫻井武晴
音楽:川井憲次
監督:兼崎涼介
配給:東映
(c)2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会
公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/kasouken20/
公式Twitter:@kasouken_women
公式LINE:https://t.co/ktzo8W0wtv?amp=1

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