MCU新作『ロキ』最新予告が全世界で公開 トム・ヒドルストンが時間を股にかけた冒険へ

 6月11日16時より日米同時配信されるディズニープラス オリジナルドラマシリーズ『ロキ』の予告編が全世界で解禁された。

 マーベル・スタジオドラマシリーズ第3弾となる本作は、2019年公開の映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』から逃げ出した男“ロキ”の物語。

 裏切り王子ことロキ(トム・ヒドルストン)は、マイティ・ソー(クリス・ヘムズワース)の義弟。王位継承者である兄ソ-への嫉妬心から、兄弟の故郷アスガルドの王座を狙うようになる。『アベンジャーズ』ではアイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr.)たちの敵として登場し、変幻自在に他人に化け、巧みな話術で人の心を操り、ミステリアスなカリスマ性を発揮。王族に生まれながらも生来のいたずら心をこじらせて立派なヴィランへと成長した彼が地球侵略を試みたことをきっかけに“アベンジャーズ”が結成されるなど、マーベル・スタジオ作品影の立役者でもある。本作に至るまで様々な作品に登場してきた彼が最後に現れたのは『エンドゲーム』。アイアンマンたちが訪れた過去の世界で捕縛されていたロキが偶然に四次元キューブを手に入れると、即座に悪用しその場から逃げ出していた。数々の悪行の一方で数々の失敗を繰り返したり、時に兄弟の強い絆を思わせたりと、プライドは高いものの完璧でない一面、 割と捕まりがちながら、性懲りもなく嘘と悪戯を愛する姿はどこか愛らしく“憎めないヴィラン”として世界中から愛される。

 本作『ロキ』は、そんなロキが『エンドゲーム』で逃げ去った後の物語。四次元キューブを手に入れ、時空を超えてアベンジャーズたちから逃げ出したロキは、“時間の流れを守っている”という謎の組織TVAに捕まり、「自分が改変してしまった現実を元に直す」という任務を与えられ、時空を超えた壮大な戦いに巻き込まれることになる。

マーベル・スタジオ『ロキ』|予告編|Disney+(ディズニープラス)

 公開された予告編では、TVAに囚われている身にも関わらず、 発する言葉は「私は賢い」「甘いな、私を操れると思うとは」「私は十枚上手だ」「私を信頼しろ」と、高飛車な姿勢は崩さない。TVAの職員(オーウェン・ウィルソン)からは「君の人生をたどってみたが、50回は人を裏切っている」と言われ信頼が全くないロキだが、 全くブレない彼は「二度としない」と宣言する。数々の“裏切り”フラグを立てながら様々なビジュアルで様々な時代や場所に現れるロキ。そして故郷アスガルドを思わせるようなシーンも確認できる。

■配信情報
ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ『ロキ』
ディズニープラスにて、6月11日(金)16:00日米同時配信
監督:ケイト・ヘロン
出演:トム・ヒドルストン
(c)2021 Marvel
公式サイト:https://disneyplus.disney.co.jp/program/loki.html

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