板谷由夏が『おちょやん』で杉咲花、篠原涼子と再共演 一平との親子関係が描かれる?

 そんな彼女が本作で演じるのは、一平がまだ幼い頃に家を出て行って以来、音信不通というワケありな母親役。一平が母親からの愛情に飢え、それを今でもずっと渇望していることは「母親の無償の愛」を題材にした脚本を完成させ、その演目で公演のトリを飾ることにこだわる彼の様子からも明白だ。一平の父親であり夕の夫である初代座長の天海(茂山宗彦)は、生前酒好き・女好きの破天荒な人間で一平と度々すれ違ってきたことから、きっと夕も苦労が絶えなかったに違いない。

 遂に一平と夕の親子の再会シーンが描かれるようだが、2人は会えなかった長い空白時間を埋められることができるのだろうか。板谷がどんな母親役を魅せてくれるのかも楽しみだ。

■佳香(かこ)
元出版社勤務。現在都内OL時々ライター業。三度の飯より映画・ドラマが好きで劇場鑑賞映画本数は年間約100本。Twitter

■放送情報
NHK連続テレビ小説『おちょやん』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45
※土曜は1週間を振り返り
出演:杉咲花、成田凌、篠原涼子、トータス松本、井川遥、中村鴈治郎、名倉潤、板尾創路、 星田英利、いしのようこ、宮田圭子、西川忠志、東野絢香、若葉竜也、西村和彦、映美くらら、渋谷天外、若村麻由美ほか
語り:桂吉弥
脚本:八津弘幸
制作統括:櫻井壮一、熊野律時
音楽:サキタハヂメ
演出:椰川善郎、盆子原誠ほか
写真提供=NHK
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/ochoyan/

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