『ウチカレ』岡田健史の存在がまさに“光” 空の電信柱にもたれかかるようなハグは名シーンに

「私、かーちゃんの娘じゃないの?」

 『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)第6話は、空(浜辺美波)による碧(菅野美穂)への問いかけで幕を閉じる。「かーちゃん」と呼んではいるが、内心では「他人」だと思っている空。病院の献血で自分がAB型だと知り、O型の碧のことを「あの人、他人?」と呼ぶセリフはなかなかに生々しい。そんな今にも心に雨が降り出しそうな曇天の空のそばにいたのが、光(岡田健史)だった。

 本物のデートで渉(東啓介)への恋心が加速する空と、その思いを閉ざしてしまった光。第4話のエンディングでは、家入レオが歌う「空と青」の2番の歌詞〈青く光る ビー玉/夕焼けに吸い込まれ/届かないこの思いごと 落ちていく〉に乗せて、光の恋の終わりが印象的に描かれていた。

 渉は空にとって初めて運命と思える人だった。9歳の時の約束をずっと守り続けている純粋な男性。気がつけば走り出してもう一度デートをお願いしてしまうような、空にとって初めての燃え上がる恋。

 光は、共通の趣味である漫画をきっかけに、渉とのデートのことも何げなく相談できる存在。碧との血液型のことも、頼りになってくれたのは光だった。

 血が繋がっていないという結果に、感情が溢れ出し泣き出す空。光は彼女の肩を支え、「俺がいる、大丈夫だ。1人じゃない」「必ずいるから。何があっても、俺がいること忘れんな」と励まし、空は電信柱にもたれかかるように光とハグをする。

 予定に入っていた渉とのデートも早々に切り上げ、空が向かった先は光の家。「一緒にいたい」という空の思いに光がやっと気づくのは、逃げ込んだはずの漫画喫茶に空がついてきてからだった。

「私、入野といると心が自由になる。こんなに泣きたいのに、どうしようもないのに、何かちょっとだけ心が抜け道見つける。その抜け道の先には光が見える」
「俺は『水無瀬』って呼ぶたびにその先に、青い空が広がって行くような、そんな気がしたけどね」