1993年生まれは最強世代!? 菅田将暉、有村架純、仲野太賀、神木隆之介らの共演も話題に

 菅田将暉、有村架純、仲野太賀、神木隆之介らの1993年生まれ俳優の共演が話題になっている。

 4月期土曜ドラマ『コントがはじまる』(日本テレビ系)は、“あの頃”に思い描いていた大人の自分とはまるでかけ離れた“大失敗”な人生を歩んでしまった20代後半の若者たちが主人公の物語。その失敗をしたからこそ出会う人や出来事によって、思い描きもしなかった未知の幸せと巡り合う現代の5人の若者の生き様を描く。菅田、神木、仲野の3人は、売れないお笑い芸人トリオ「マクベス」を演じ、そんな3人がネタ作りのために集うファミレスのウェイトレスを有村が演じる。

『コントが始まる』(c)日本テレビ

 4人はそれぞれ共演経験が豊富なことでも知られている。有村と神木は『SPEC』シリーズ(TBS系)や映画『3月のライオン』、『フォルトゥナの瞳』で共演。また有村と菅田はテレビCM「三太郎」シリーズや映画『何者』、そして現在公開中の『花束みたいな恋をした』では、偶然の出会いから恋に落ち、忘れられない5年間を一緒に過ごすことになる男女、麦と絹を演じている。

 そして、プライベートでも親交が深いといわれる菅田と仲野。『ブラックボード ~時代と戦った教師たち~』(TBS系)や映画『タロウのバカ』、菅田が初監督を務めたショートフィルム『クローバー』(菅田の2ndアルバム『LOVE』の初回生産限定盤DVDに収録)では仲野が主演を務め、カルチャー誌『CUT』(ロッキング・オン社)では連載「菅田将暉と仲野太賀の夢で逢えたら」を担当、その内容からも仲の良さがうかがえる。また、仲野は神木が主演を務めた映画『桐島、部活やめるってよ』に出演し、直接関わるシーンはなかったが、『いだてん~東京オリムピック噺~ 』(NHK総合)では神木演じる五りんの父・小松勝を仲野が演じていた。共演経験が豊富で同年代なメンツだからこそ、今作が現代の若者世代に刺さる等身大の物語になるのでは、と期待できる。

 ここに集結しただけでも名だたる俳優が揃っている93年生まれ組だが、実はそのほかにも、同世代には実力を積み重ね、若い世代の先頭に立って活躍している俳優たちが数多くいる。

 有村が主人公・みね子を演じた朝ドラ『ひよっこ』(NHK総合)で、失踪した父親を探すみね子を親身になって支える若い巡査・綿引正義を演じていた竜星涼、そしてみね子の初恋相手・島谷純一郎を演じた竹内涼真だ。竹内は現在放送中の『君と世界が終わる日に』(日本テレビ系)で2クールドラマの主演を張っている。

『君と世界が終わる日に』主演の竹内涼真(c)日本テレビ

 神木が主演を務めた『探偵学園Q』(日本テレビ系)で子役の頃から共演してきた山田涼介と志田未来も93年生まれ。山田は人気アイドルグループHey! Say! JUMPのメンバーであり、ドラマや映画で数多くの役柄を演じてきた。子役時代を共に過ごしてきた志田は今年でキャリア21年目を迎える“演技派”俳優として名高い。

『監察医 朝顔』出演中の志田未来(c)フジテレビ

 そして、現在放送中の朝ドラ『おちょやん』(NHK総合)で活躍中の成田凌、『あさが来た』(NHK総合)でヒロインの娘の学友を好演し、映画、ドラマ、舞台とコンスタントに出演の幅を広げている吉岡里帆。『あまちゃん』(NHK総合)で鮮烈な印象を残したのん、そして現在療養中ではあるが『なつぞら』(NHK総合)で戦災孤児となったヒロインを引き取った家族の長男で、不器用だがヒロインをあたたかく見守る「照男兄ちゃん」を演じた清原翔も93年生まれだ。

『おちょやん』出演中の成田凌(写真提供=NHK)

 そのほか、『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系)に出演している間宮祥太朗、2月15日から放送されるドラマスペシャル『神様のカルテ』(テレビ東京系)で主演を努める福士蒼汰、『直ちゃんは小学三年生』(テレビ東京系)に出演中の渡邊圭祐、『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』(カンテレ・フジテレビ系)の泉澤祐希、そのほか、白濱亜嵐、野村周平、武井咲、新川優愛など演技力や話題性に注目が集まる役者陣が挙げられる。

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