岩田剛典、新田真剣佑に仕掛けられた“ドッキリ”の秘話を明かす 「意外とあるのかなと」

 映画『名も無き世界のエンドロール』公開記念舞台挨拶イベントが1月30日に東京・TOHOシネマズ 六本木で行われ、岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督が登壇した。

 行成薫が「第25回小説すばる新人賞」を受賞した、同名サスペンス小説を映画化。裏社会に身を置くキダ(岩田剛典)と会社経営者のマコト(新田真剣佑)が、表と裏、2つの世界でのし上がり、日本中を巻き込む壮大な計画に挑んでいく。

 観客を前にした岩田は、開口一番「これだけお客さんが入った中で舞台挨拶できるのは、本当に幸せなこと」と、感慨深げに挨拶。新田も「お客さんが入る舞台挨拶が最近できなかったので、嬉しく思っています」と充実の表情を浮かべた。

岩田剛典

 作品を初めて観た時の感想について聞かれた新田は、「個人的にすごく大好きなジャンル。家でDVDを2回観たんですよ。そんなことって普通ないんです」と興奮気味に語り、「映像で観ると自分の想像を超えるシーンとかもたくさんあって。2回観るほどおもしろかったので、是非、2回(映画館に)足を運んでいただいて」とおちゃめにPR。

 MCが観客に「映画を2回観た方?」と声をかけると、たくさんのファンが挙手。新田の「3回観た方は?」という呼びかけに数名が手を挙げると「なんでですか!?」と、驚いたように目をまんまるにする新田。佐藤監督から「『ありがとうございます』でしょ。ここは」と指摘されながらも、「僕でも2回なのにすごい。愛を感じる」と嬉しそうだった。

新田真剣佑

 また岩田は、映像を観て作品のおもしろさを改めて実感したといい、「切ないヒューマンドラマっていうのが作品の本質だと思うんです。みなさん一人ひとり違う人生を歩んでいるけど、大切な方とか大切な感情は、環境が変わっても変わらない。人生を見つめ返すきっかけになるようなメッセージも含まれていると感じた」と、本作への思いを語った。

 ここで、事前に募集したファンからの質問コーナーへ。劇中でキダがドッキリに引っ掛かることにちなんだ「ドッキリを仕掛ける側と引っ掛かる側、どちらのほうが多いですか?」との問いに、新田は元気よく「ハイッ!」と返し、「最近、岩田くんにドッキリを仕掛けました」とニヤリ。

 『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)で、“発泡スチロールでできたダンベルを突然投げる”というドッキリについて話題が及ぶと、岩田は「入りが自然だったんですよね。まっけんは普段から鍛えたりしてるから、意外とあるのかなとか思っちゃって」とピュアな性格をのぞかせていた。

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