『おちょやん』杉咲花が若葉竜也に本気の恋? 気になる成田凌の存在も

『おちょやん』杉咲花が若葉竜也に恋?

 恋心を知るため、小暮(若葉竜也)に恋人役を頼んだ千代(杉咲花)。しかし例によって、勢い余って「うちの恋人になってくれはらへんやろか」と愛の告白をしてしまうのであった。連続テレビ小説『おちょやん』(NHK総合)第33話では、なぜか撮影所にいる一平(成田凌)との再会と、木暮との“恋人のふり”デートの様子が描かれる。

 千代が恋心を学ぶために“恋人のふり”を選んだのは小暮だった。しかし千代が小暮に“恋人のふり”を頼む現場には、なぜか一平が。ふらりと登場した一平の姿に、千代は驚く。そして一平に、自分が女優になったことを知った道頓堀のみんなはどうしていたかと尋ねるのであった。一番気にかけていたことを聞いたのにもかかわらず、一平は「あほやなあ、役者なんかやるもんやあらへんのになあ、とみんな言うてた」と素直に答えず、千代はそのことを気にかけ夢にまでみてしまう。

 そして勉強のための小暮との“恋人のふり”デートでは、撮影がおして小暮が時間通りに来ることができなかったため、映画を観るのは諦め、食事に行くことに。最初はぎこちないふたりの会話であったが、徐々にいい雰囲気へ。“恋人のふり”のはずが、小暮は「千代ちゃんと話してると、なんだかいつもホッとして元気になれた」と鶴亀撮影所での千代に救われていると洩らすのであった。この小暮の気持ちに心を動かされた千代は、小暮のことを好きになる。カフェー「キネマ」に戻った千代は「あの人のこと、好きみたいや」と唐突に口にし、周囲を驚かせるのであった。

 はじめはデートのふりだったにも関わらず、千代はここで本当の恋心を知ることになるのかもしれない。小暮の真っ直ぐな瞳と、夢を追う一所懸命な姿は千代にとっても刺激的に映ったのだろう。

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